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ふるさとネイチャーらんど

渡り鳥でにぎわうウトナイ湖

2017/10/23配信

ウトナイ湖へ出掛けてみよう

 ウトナイ湖は苫小牧市の東側にある沼で、多くの野生生物が生息することから、国の特別鳥獣保護区に指定されています。また渡り鳥の重要な中継地や越冬地になっているためラムサール条約の登録地にも指定されています。自家用車やバスのほか、JRで出掛けることができます。JRを使用する場合は「植苗駅」で下車し、国道36号まで出て、苫小牧方面に徒歩で向かいます。途中ウトナイ湖に流入する原始河川、美々川の景観を楽しむことができます。

10月下旬のウトナイ湖

 マガンやヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウなどの渡り鳥が飛来して、とてもにぎやかになります。ほとんどの渡り鳥はウトナイ湖を中継地にして12月までに南下してしまうので、観察は11月中旬ごろまでがお勧めです。

天然記念物の鳥

 勇払原野を渡りの中継地として春と秋に利用するガンのほとんどは、くちばしがピンク色で額が白く、おなかに黒い虎(とら)模様(幼鳥にはない)があるマガンと、黒いくちばしの先にオレンジ色の帯があるヒシクイです。

 いずれも昔はたくさん生息していましたが、狩猟や湿地の減少で数が減り、現在は国の天然記念物に指定されています。

ハクチョウの仲間

 湖では、飼い鳥が逃げ出して定着したコブハクチョウと冬になると渡ってくるオオハクチョウ、コハクチョウ(亜種にアメリカコハクチョウがいます)を見ることができます。

 このうち、額に大きなコブのあるコブハクチョウは簡単に区別できますが、オオハクチョウとコハクチョウはよく似ていて、慣れないと識別が難しいと思われています。

 しかし、くちばしにある黄色い部分の形や大きさが違うため案外簡単に識別できます。くちばしにある黄色い部分が大きく、鼻の穴まで届く三角形をしているのがオオハクチョウ。黄色い部分が小さく、鼻の穴まで届かないのがコハクチョウです。

 ちなみに灰色をした幼鳥もくちばしにあるピンクの部分を見ることで区別ができます。

鳥インフルエンザに注意

 ガンやカモなどの渡り鳥たちが南下してきて越冬する9月から4月にかけては、鳥インフルエンザの感染が特に心配される時期です。

 野鳥や野鳥のふんには直接触らないようにしましょう。また、野鳥の死体を見つけても触らずに市役所や役場に知らせるようにしましょう。

花は淡い黄色

 メギは高さ2メートルほどになるメギ科の落葉樹で、公園樹や生け垣などとして植えられていますが、ウトナイ湖や錦大沼公園でも見ることができます。
 花期は5月で、直径6ミリほどの淡い黄色の花を咲かせ、9月から10月にかけて赤く熟した果実を見ることができます。

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