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糸井の森パークゴルフ屋内コース、10日開業 巨大ハウスに18ホール

2018/12/7配信

 苫小牧市糸井465の糸井の森パークゴルフが、10日から屋内コースをオープンさせる。構想から約2年。白岩千年オーナーをはじめ、同クラブの会員らが力を結集させて手作りした全長240メートルにもなるビニールハウス内に18ホールを整備した。現在は営業開始に向け、ティーグラウンドやピンの設置など詰めの作業が進行中。「どれくらいお客さんが来てくれるか。今からドキドキしている」と白岩オーナーは声を弾ませる。

 きっかけは、一昨年秋のたわいのない2人の会話からだった。白岩オーナーと、ボランティアでコース管理などに携わる荒木賢三さん。安平町早来や恵庭市などにある屋内競技施設の話題から、「うちでもできるんじゃない?」との荒木さんの言葉に白岩オーナーが一念発起した。

 ここ10年ほどは屋外コースの道内最長営業を目指し、冬期間はクラブ会員らで除雪隊を結成。全道の愛好家の期待に応えてきたが、有志の高齢化が悩みの種だった。

 「協力してくれるボランティアの皆さんに恩返しがしたい」(白岩オーナー)。屋外コースを囲むように整地された山肌を生かし、昨年1月2日から作業を開始。今年に入り3300枚にも及ぶ芝張りや、長さ240メートル、幅8メートル10の巨大ビニールハウスの設営など工程を本格化させてきた。

 ただ、ノウハウは一切ない。資材を購入したハウスメーカーからアドバイスをもらいながら、「毎日が初体験。何度やり直したか分からないくらい、長い闘いだったね」と荒木さん。特にハウスの支柱800本を地中に埋め込む作業は至難を極めたと振り返る。

 相次ぐ台風上陸や北海道胆振東部地震などで工程に乱れが生じたこともあった。それでも、作業に関わった多くの愛好家の知恵と労力を注ぎ込み無事完成にこぎ着けた。ハウス関係者から「こんな曲がりくねったハウス、見たことがない」と驚かれるほど。「ほんの冗談で言ったつもりのことが、こんなになるとは。終わってみれば楽しかった」と荒木さんは胸をなで下ろした。

 コースはA、Bの各9ホール。18ホールの総距離数は492メートル。また「屋外のように糸井の森らしい、細かいアンジュレーション(コースの起伏)」(白岩オーナー)が施されているのもプレーヤーの攻略心をくすぐる。「パークゴルフは夏しかできないと思っている人もまだ多い。年中楽しめるスポーツとして選んでもらうきっかけになれば」と白岩オーナーは期待する。

 営業時間は午前9時から午後4時まで。1日券1300円(会員1000円)、正午からの午後券は1000円(同800円)となっている。

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