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白老白翔、初の全国制覇 エース根本が完全試合-全国中学軟式野球

2017/8/22配信

 第39回全国中学軟式野球大会の最終日は21日、宮崎県のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で決勝を行い、北海道ブロック代表の白老白翔が4―0で東海ブロック代表の刈谷朝日(愛知県)を下し、初の全国制覇を成し遂げた。エース左腕、根本悠楓(3年)が毎回の12三振を奪う快投で決勝では大会史上初となる完全試合を達成した。

 

 運命の日本一を決める一戦は、一回途中に雷雨の影響で2時間35分の中断を挟んで再開。その後、白熱した両エースによる投手戦が繰り広げられた。

 試合が動いたのは五回。白翔は先頭の村上駿太郎(同)の左越二塁打を皮切りに無死満塁とすると、2番人見純矢(同)がセンターに運ぶ2点適時打を放って均衡を破り、さらに続く3番の根本にも2点打。今大会好調の下位打線がチャンスメークし、上位がかえす鮮やかな攻撃でこの回4点を挙げた。

 先発の根本は打者21人に対し、一人の走者も許さない完璧な投球を披露。最後はこの日12個目の三振に切って取り、歓喜の瞬間を迎えた。

 ▽決勝
刈谷朝日
  0000000=0
  000040X=4
白老白翔
(刈)小川―猪熊
(白)根本―鈴木

 宮田瑠夏主将 まだ実感が湧きません。ただ、北海道や白老を盛り上げることができてうれしいです。学校でも応援してくれたことに感謝します。
 決勝で完全試合を達成したエース根本悠楓 ストライク先行で点を与えず、安定感ある投球をすることができ、チームに流れを持ってくることができたのでよかったです。

ネット中継で全校応援 「やった」「すごい」歓喜に沸く

 白翔中学校は21日、同校体育館でインターネット中継の全国中学校軟式野球大会決勝戦を観戦、全校応援を行った。優勝が決まった瞬間、生徒たちは「やった!」「すごい!」と歓喜に沸き、割れんばかりの拍手を送った。

 試合は同校、刈谷朝日中とも無得点で進み、五回裏に白翔の攻撃で一気に4点を奪取。選手がホームベースを踏むたびに、在校生たちは拍手でエールを送り、優勝への一歩、一歩を大歓声で応援。最終回に相手チームを三者凡退に抑えて優勝が決まると、在校生たちは立ち上がってガッツポーズをしたり、抱き合ったり、悲鳴にも似た大歓声が体育館内に響き渡った。

 試合を祈るように見守っていた3年の伊元絵梨さん(14)は「自分がプレーしているわけじゃないのにすごくうれしい。選手たちは練習を頑張っていたし、その積み重ねが試合に出たんだと思う。おめでとう、お疲れさまと伝えたい」と笑顔で語った。同じく島田知弥君(同)は「まさか決勝を完全試合にするとは」とエースの奮闘に大興奮。「とにかくうれしいし、おめでとうと言いたい」と語った。

 試合終了後は現地の校歌斉唱に合わせ、在校生たちも一緒に校歌を歌い、喜びを分かち合った。また選手たちの功績を祝うため、クラスごとにお祝いメッセージを書くなど、校内は一気にお祝いムードとなった。

 全国制覇の一報を聞いた戸田安彦町長は「優勝おめでとう。白老町、北海道を代表して全国で活躍され、町民を代表して光栄に思います。野球のまち白老を全国にPRできたと思います」とコメント。試合終了後の午後2時には、町の防災無線を通じて全町に白翔中野球部が全国優勝したことが伝えられ、町全体が祝福ムードに沸いた。

「頼もしい、率直にすごい」白翔中関係者、喜びの声

 白翔中の全国制覇を受けて、白老町内や野球関係者から喜びの声が相次いだ。同校の佐藤彰芳校長は現地で試合を観戦し、「エンジョイ野球をスローガンにして、宮崎に行っても普段通りの実力を発揮した。頼もしかったし、率直にすごいなと思った」と興奮交じりに語った。

 白老町教育委員会の安藤尚志教育長は「子供たちの活躍は町民にとっても明るいニュースになった。これから後に続く子供たちに夢を与えてくれた」と感激した様子。28日には白老町役場で報告会を予定しており、「町民の皆さんと喜び合い、頑張った子供たちに声援を送りたい」と町を挙げてナインの快挙をたたえる考えだ。

 「打線の破壊力、投手を中心とした守備力、どれを取っても日本一にふさわしいチームだと思う」と振り返るのは、かつて白老中などで指揮を取り、2003年の全国大会で白老をベスト8に導いた井内宏磨さん(51)=現白老町教育委員会=。今回の日本一を受け、「道内の他地域の先生からも連絡を頂いた。北海道の中学野球の悲願。こんなにうれしいことはない」と自らのことのように喜び、「地域の人たちが『野球のまち白老』を見守ってきた結果が結実した。地域の応援なくしてこうした成果はないと思う」と話していた。

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