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「春高バレー」で強豪に挑む 苫小牧ゆかりの北﨑、須藤、辻監督-北海道科学大高男子

2016/12/28配信

 札幌市豊平区にある北海道科学大学高校(旧尚志学園高)男子バレーボール部が、来年1月4日に東京体育館で開幕する「春の高校バレー」第69回全日本高校選手権大会男子の部に出場する。今秋の北海道代表決定戦(札幌市など)男子トーナメントで見事初優勝。快進撃を支えたのは、北﨑涼(3年)=啓北中出身=、須藤和希(2年)=明倫中出身=、辻克典監督(29)=元和光中教諭=の苫小牧ゆかりの3人だ。ピンチサーバーを担う北﨑は「全国のコートに必ず立ちたい」。正セッターの須藤は「クイックやバックアタックを積極的に使っていきたい」と意気込みを語る。

 高校バレーボールプレーヤー憧れの大舞台には、全国各地の予選会を勝ち抜いた男子52校が出場。1月8日までの5日間にわたってトーナメント戦を繰り広げる。道科学大高は2回戦から登場。城東(徳島)―県立伊勢崎(群馬)の勝者と激突する。

 北﨑、須藤は共に苫小牧市内を拠点に活動する中学年代の男子バレーボールクラブ、苫小牧ジュニア出身。また、辻監督は同クラブの監督を務めていた時期があり、中学時代の両選手を指導していたこともある。

 北﨑は「みんながストレスなくバレーボールができるように」と日々の練習から人一倍声を張り上げ、仲間を鼓舞するムードメーカー。工藤博己総監督(58)は「とにかく真面目で一生懸命。後輩の手本にもなる、チームに欠かせない存在」と表現する。

 最上級生として挑んだ今夏のインターハイ予選では4位。全国切符を逃した悔しさが、道代表決定戦初優勝の原動力になった。「諦めずに練習してきたことが結果につながった」と北﨑。見据える全国でも、相手を幻惑する得意のフローターサーブで味方のピンチを救う構えだ。

 一方の須藤は、中学1年時から胸を借りてきた同高進学を迷わず決意。指導歴30年以上を誇る工藤総監督も目を細める天性のハンドリング力を生かし、高校1年の夏からベンチ入り。道代表決定戦では、「3年生は最後の大会だけど、2年生も負けたらここで終わる気持ちで戦った」と胸を張る。

 北﨑と同じく札幌市内で寮生活を送るが、学校で唯一のバレー選手だった中学時代とは異なり、常に仲間たちと一緒に過ごし、大好きな競技の話ができる環境にいることが、楽しくてたまらない。身長190センチを越える強力なアタッカー陣に気持ちよく点を決めてもらえるよう、「より効果的な攻撃」を本番までに模索していく。

 「北﨑はチームが求めていることを理解して行動できるようになったし、須藤はようやく仲間を生かせるトス回しを身に付けてくれた」と辻監督は2人の成長を喜ぶ。2013年春から母校の教員となり、男子バレー部の指導にも汗を流している。「教え子の中でもバレーへの思いは1番」と恩師工藤総監督が称する若き指揮官。全国では「初めて戦う相手ばかり。そこにどうプレーしていくか、分析しながら頑張ってほしい」と辻監督は期待する。

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