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アイスホッケー

王者復権へ決意の船出 王子イーグルス、新体制で飛躍誓う

2019/6/22配信

 アイスホッケーの王子イーグルスは21日、今季就任した新スタッフによる記者会見を白鳥王子アイスアリーナ会議室で行った。新体制での船出となるイーグルスの飛躍に向けて、菅原宣宏新監督をはじめコーチが目標などを語った。

 記者会見したのは、菅原監督と荻野順二、小川勝也両新コーチの3人。アジアリーグレギュラーリーグ1位、同プレーオフ制覇、全日本選手権優勝を目標に掲げる今季への思いを菅原監督は「過去の成績を見ても、選手、スタッフを含めて王子イーグルスは変わらなければいけないと思っている。大きな目標を掲げて前に進めていければ」と語った。

 荻野コーチは「監督をしっかり支えて、選手とも寄り添っていきながら目標に向かってチームを支えていきたい」とした。小川コーチは「目標を達成するために何をしなければいけないのかというのを意識し、それぞれの選手の能力を最大限に引き出せたら」と抱負を語った。

 王子は、11日からトレーニングを開始。陸上トレーニングの前にミーティングを通して、選手たちの考え方やスタッフの考え方などを話し合うなど意識改革にも着手。指揮官は取り組みに手応えをつかんでいるよう。

 「いきなり成長ということはないが、今までよりも意識は変わっているように感じる。続けていかなければ意味がない。今の状態から一つでもステップアップしていく」と力を込める。新任のコーチ陣に対しても「選手にも同じことが言えるが、人として成長してもらいたいという思いがある。目標は優勝だが、社会人として会社や地域から与えられた役割を話し合ってやっていく。そのために2人のコーチには、ホッケーの指導も私生活の指導もしっかりやってもらいたい」と期待した。

 今季はGKマッキンタイア、FW高木木健太、同中島彰吾(いずれも前日本製紙クレインズ)の新規加入など補強にも努めている。意識改革と戦力向上で優勝に向けて大きく前進していく。

 7月1日から始まる氷上練習に向けて荻野コーチは「選手はそれぞれ設定した目標のクリアに向けて全力で取り組み、氷上練習につなげてほしい」と意気込みを見せ、小川コーチも「7月1日以降も基礎作りが主体になってくると思う。(アジアリーグ)開幕に向けて戦える準備をする」と前を見据えた。

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