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アイスホッケー

王子準V、攻撃不発に 東北が初優勝-全日本IH

2017/12/18配信

 第85回全日本アイスホッケー選手権大会の最終日は17日午後、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで決勝を行い、王子イーグルスは0―1で東北フリーブレイズに敗れ、2連覇を逃した。東北は2010年の第77回大会から参加して以来、3度目の決勝進出で初の日本一に輝いた。大会最優秀選手(MVP)には東北のGK畑享和が選ばれた。

 3位決定戦では、日本製紙クレインズが終了間際、新人鈴木のゴールが決まり、2―1で栃木日光アイスバックスに逆転勝ちした。

 ▽決勝

東北フリーブレイズ 1 0-0 0 王子イーグルス
            0-0
            1-0

 ▽得点者【東】人里(篠原亨)▽GK【東】畑【王】成澤▽シュート数【東】30本【王】24本▽反則【東】12分【王】10分▽パワープレー得点【東】0【王】0▽キルプレー得点【東】0【王】0▽観客1603人

 王子は第1ピリオド、相手に押し込まれる場面が多く、シュートわずか3本に抑えられる展開。第2ピリオドに入り、相手の反則などでチャンスをつかんだが、決め切れずに第3ピリオドに突入した。

 第3ピリオドも終盤まで互いに譲らず迎えた16分、東北の人里にゴールを奪われ、これが決勝点に。攻撃も最後まで不発に終わり、1失点と好セーブを連発したGK成澤を最後まで援護できなかった。

勝利の女神ほほ笑まず

 互いの意地と意地が激しくぶつかった、手に汗握る激闘は「全日本のタイトルを争うにふさわしい試合になった」(桜井監督)。ただ、勝利の女神が王子にほほ笑むことはなく、連覇の夢はあと一歩のところで消えていった。指揮官は「今の日本代表に必要な我慢比べのホッケーが続いて、うちの方が我慢し切れなかった」と悔しさをのぞかせた。

 直近のアジアリーグ・レギュラーリーグ6連勝でプレーオフ進出を決めた勢いを持って臨んだ今大会。準決勝では日本製紙を攻守に寄せ付けることなく、4―0の完勝で、ディフェンディングチャンピオンとして堂々たる戦いぶりで決勝まで進んだ。大一番でも今月の快進撃を支えてきた守りをベースに終盤まで1点も与えず、何度も得点機をうかがった。

 しかし、決勝は「決定的なチャンスをつくれず、攻撃の面でどう崩せば良いか分からないまま終わってしまった」とFW久慈主将。どうしても欲しかった1点を奪うことができず、最後はその1点に泣いた。再三のピンチを必死に耐えてきたGK成澤も「1失点で負けるのは悔しい。それで優勝できないとなると、本当にそこに尽きる」。ここ数シーズンのスランプから脱し、「僕自身、自信を取り戻してきていたので、この大会のタイトルを取りたかった。でも、取れないということはまだ勝ち切れるキーパーではないということ」と肩を落とし、久慈主将も「成澤に申し訳ない」と話した。

 ただ、全日本選手権のタイトルは失ったが、これでシーズンが終わったわけではない。桜井監督は「一つの負けで全てを失うな―ということは伝えた。国内最強を名乗るにはプレーオフで最後まで残ることのみ」と語気を強め、久慈主将も「プレーオフで勝つことが借りを返すことになる。どこが相手でも優勝を目指して戦う」と気持ちを切り替えた。東伏見の地で味わった悔しさをシーズン終盤にぶつける覚悟だ。

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