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日胆各地に大雨、住民避難も 浦河町で住宅浸水被害

2016/7/29配信

 前線を伴う低気圧の影響で、道内は28日から29日にかけても大雨など荒天に見舞われた。胆振日高地方でも断続的に雨が降り、浦河町では住宅浸水など被害が発生、一部住民が避難した。30日にかけて北海道付近に前線が停滞し、引き続き大気の状態が不安定となるため、室蘭地方気象台は落雷や突風などに注意するよう呼び掛けている。

 気象台によると、26日の降り始めから29日正午までの降水量は、浦河町中杵臼308・5ミリ、登別市カルルス287・5ミリ、白老町森野263・5ミリ、苫小牧市92・5ミリなどを観測した。

 大雨に見舞われた浦河町では28日、向別川支流の三枝川の氾濫などで住宅の浸水被害が発生。床上浸水8戸、床下浸水4戸の被害が出た。町役場前などの道路の冠水も広がった。

 全町民6778世帯(1万2820人)への避難勧告を受けて一部住民が避難。町が公共施設などに設けた避難所に一時、最大で29人が身を寄せた。雨が弱まったため、避難勧告は同日午後5時半に解除された。

 新ひだか町でも同日、町の避難準備情報を受けて三石地区の2人が避難所へ自主避難。様似町でも、同情報により町民9人が自主避難した。

 雨の影響でJRのダイヤも乱れた。29日は午前11時現在、室蘭線や千歳線、函館線などで特急、普通列車106本が運休した。

 気象台によると、雨のピークは29日夕方までで、30日には弱まる見通し。
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