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「選挙啓発活動」参加できず 市のキャラクターとまチョップ

2016/6/13配信

 「今回は呼ばれないみたい」と、とまチョップの独り言―。苫小牧市の公式キャラクターとまチョップについて、市選挙管理委員会は参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に、有権者に投票を呼び掛ける啓発活動に使用しない―と決めた。政治家でもある岩倉博文市長の公約に「とまチョップ活用による活性化」と盛り込まれているため、「特定政党などを支援しているような誤解を与える恐れがある場合、使用できない」とした市の取扱要項に基づいて判断した。市選管事務局は「有権者に疑義を抱かれないようにしたい」としている。

 とまチョップは、2011年に子ども会議から提案された原案を基に市公式キャラクターとしてデビュー。ご当地キャラクターとしてさまなざなイベントへの出演依頼に応じて苫小牧のPR活動で活躍し、多くの人々から親しまれている。

 市選管は14年の衆院選の際に街頭啓発活動で活用したり、新たに有権者になる市民への年賀状に印刷して送ったりと、とまチョップを活用してきた。参院選を前に今回も啓発活動での使用を検討したが、従来の考えを改め、「使用を差し控える」との方針を決めた。

 とまチョップに関しては、岩倉市長が3期目公約に「とまチョップの活用や新たなイメージ戦略による活性化を推進」と掲げている。一方、市の取扱要項には、とまチョップが出演できない条件として「特定の個人、政党、宗教団体の支援や、支援しているような誤解を与える恐れがある場合」と明記している。

 市選管事務局は今回、市長公約と要綱を踏まえて判断したとし、「いろんな考えの有権者がおり、取扱要項に配慮した。明るい選挙推進協議会のキャラクター『めいすいくん』を活用して啓発活動を行いたい」と説明する。市選管の判断について、とまチョップを所管する市まちづくり推進課は「選管は、市から独立した機関であり、その判断を尊重したい」と話している。

 一方、まちの公式キャラクターを参院選の投票率向上へ積極的に活用している自治体もある。道外では、茨城県龍ヶ崎市選管が「まいりゅう」を使用した啓発バッジを作り、有権者に配布するなど、公式キャラクター使用による啓発効果に期待を寄せる。同市の担当者は「選管の活動は特定の政治活動ではないため、使用は可能と判断している」と説明している。

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