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苫小牧・引木さん、千歳・佐藤さん、劇団四季で活躍 「ウィキッド」出演

2016/5/20配信

 本道では初公開となる劇団四季のミュージカル「ウィキッド」。今月3日から札幌市中央区の北海道四季劇場で連日上演され、苫小牧市出身の引木愛(まな)さん、小学校時代を千歳市で過ごした佐藤友里江さんが女性キャストとして大活躍。「グリンダ」「エルファバ」を演じる主役2人の魔女にも負けない、伸び伸びとした歌や踊りで舞台を盛り上げている。

 ウィキッドは、不朽の名作「オズの魔法使い」の知られざる序章を描いている。西の悪い魔女とされたエルファバと、善い魔女と呼ばれるグリンダの2人が出会い、友情を育み、魔女となるまでの数奇な運命をドラマチックに描いている。キャストは総勢26人で、初演からの道内出身者は引木さん、佐藤さんの2人だけ。第1幕と第2幕を合わせた上演3時間(20分休憩)の中で、歌や踊り、芝居で主役をもり立てる。

 引木さんは前作の「キャッツ」に続く出演で、これまでも「ライオンキング」「王様の耳はロバの耳」「コーラスライン」などで舞台に立っている。ウィキッドについて「年齢を問わず、いろんな方が楽しめる作品」と説明。毎日の公演で「見に来られる方も雰囲気が変わる。空気が違って新鮮に感じている」と話す。

 佐藤さんは「ストーリーだけでなく、照明や衣装、音楽、ダンスのどこを取っても面白いと思います」と強調。昨年、ラブコメディー「クレイジー・フォー・ユー」でデビューしたばかりで、2作目の出演に「毎日緊張しています」と笑顔を見せる。

 ウィキッドは、オズの国を華やかに演出する舞台装置や衣装も大きな魅力の一つ。2人とも群衆や学生などに扮(ふん)し、パーティーの場面も含めて5種類の衣装を着こなし、計10回にわたって着替える。それも袖舞台で歌を歌ったりしながら10秒台の早業で済ませることも。一つ一つが手作りで、体形維持にも気を使っている。

 苫小牧市生まれの引木さんは、拓勇小、沼ノ端中、苫小牧総合経済高を卒業後、専門学校でミュージカルを本格的に学んだ。小さい時からジャズダンスやクラシックバレエを習い、東京で見た「ライオンキング」に「鳥肌が立つほどの感動を覚えた」という。

 札幌生まれの佐藤さんは、小学校を千歳日の出小に通い、その後、転校して中学、高校は千葉県で過ごした。3歳から姉と一緒にクラシックバレエを習い、中学では演劇部に所属。東京で海外キャストによる「コーラスライン」を観劇し、進路が固まった。2人とも約30倍とされる難関のオーディションを突破し、研究生を経て入団が決まった。

 引木さんは、これまでの出演作に「どれをとっても自分を大きく成長させてくれた」と話し、将来は「一つの枠にとらわれず、自分にしかできない空気感を出せる個性的な俳優になりたい」と夢を描く。佐藤さんも「舞台を通して感動した、勇気を与えてもらったと言ってもらえる俳優になれれば」と目を輝かせる。

 ウィキッドは当面、9月末まで公演が決まっている。8月以降の公演チケットは今月22日発売となる。

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