8

26(月)

胆振の
明日の天気

晴れ時々曇り

23 / 15

主要

道央道・苫小牧中央IC着工へ 20年度の完成目指す

2015/12/30配信

 道は、道央自動車道の仮称・苫小牧中央インターチェンジ(IC)整備に向けた実施設計をほぼ固め、年明けからNEXCO東日本や国と本格着工に向けた協議に入る。順調なら2016年度から整備着手し、用地の境界確定測量や買収、支障物件の評価委託を実施、17年度以降に道道苫小牧中央インター線の整備に着手する。総事業費は29億5000万円を見込み、完成は20年度を予定している。

 苫小牧中央ICは、道央道苫小牧東―苫小牧西IC間17・6キロのほぼ中間に位置する苫小牧市高丘地区に新設する。道の計画では、国道36号と国道276号交差点から支笏湖方面に向かって約4キロの場所を起点に西側に延びる道道を整備する。

 ランプウエーまでの道道延長は約1・2キロ、幅員14・5メートル。道路の標準断面は真ん中に幅1メートルの中央帯を設け、車道は片側3・5メートル。両端に2・5メートル、中央寄りに0・75メートルの路肩を確保する。ランプウエーは、高速道本線につなぐA規格で、必要な用地面積や工費も抑えることができ、料金所が1カ所で維持管理上、優位なトランペット型のICを想定している。

 用地補償や測量設計、橋りょう(約40メートル)を含む総工費のうち、国が6割の17億7000万円、残り11億8000万円を道が負担する。

 苫小牧中央ICは、地元苫小牧市や商工会議所、胆振東部、日高管内の自治体が再三にわたって設置を要望。これを受けて道が14年度に地質や測量調査を実施、事業規模や工期を算定し、15年度に道の「社会資本整備の重点化方針」に基づき、外部の公共事業評価専門委員会の審査を受け、優先度の高い事業として認定され、その後に詳細な実施設計に着手していた。

 道は、NEXCO東日本と協議しながら年明けに高速道路の整備計画変更手続きを国に申請、道道と道央道本線の連結許可を求める。道の新年度予算で確保できる事業費も見ながら、道開発局に補助金を要望していく方針だ。

 中央ICは設置後、市内中心部から最短距離で道央道へ乗り継いだり、逆に降りたりが可能。港湾貨物取扱量が1億トンを超え、全道一となっている国際拠点港湾苫小牧港の物流効率化や企業立地の促進のほか、近隣からの救急患者の搬送時間短縮、災害時の代替道路の確保や広域観光ルートの広がりなどの点からも効果が期待されている。

 道が試算した事業効果によると、整備期間と完成後50年間の経済効果は、走行時間短縮や走行経費減少、事故減少の便益が105億9100万円。これに対する費用は事業費と維持管理費で45億9600万円。

週間ランキング

集計期間 08/19〜08/26

お知らせ

受付

苫小牧民報社から