参加者がアニメやゲームのキャラクターに扮（ふん）し、苫小牧市内の商業施設や観光地で撮影などを楽しむイベント「とまこまいコスプレフェスタ」（同実行委主催）が７日、開幕した。８日まで、市内各所で音楽ライブや子供向けコスプレ撮影会、ダンスパーティーなどが繰り広げられる。

　同フェスタは３回目。市内の樽前山神社で行われた開会式には、コスプレイヤーと関係者約１００人が参加。福原次郎実行委員長は映画「紅の豚」の主人公に扮し、「コスプレを楽しみながら、苫小牧の魅力も知ってほしい」とあいさつした。岩倉博文苫小牧市長らが神前に玉串を納め、イベントの成功を祈願した後、参加者は王子製紙苫小牧工場の迎賓館や苫小牧西小体育館、ウトナイ湖など１２カ所の撮影場所に向かった。

　人気ゲーム「妖怪ウォッチバスターズ」のキャラクター衣装に身を包んだ、市内三光町の小学３年生、田畑風花さん（８）は「ボウリング大会や写真撮影を楽しみたい」と笑顔だった。

　期間中は、市内のココトマで人気漫画「キャンディ・キャンディ」の作者いがらしゆみこさんらをゲストに同フェスタイメージキャラクター「マイとまこ」を描く「ライブドローイング」（７日）、グランドホテルニュー王子で「アニソンプレミアムライブ」（８日）など多彩なイベントが用意されている。