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とまチョップ グッズ好調 年間売り上げ1000万円

2015/9/24配信

 苫小牧市の公式キャラクター「とまチョップ」の関連グッズの販売が好調だ。缶バッジ、Tシャツなどの公式グッズの取り扱い店は、発売から4年で、同市役所売店やホテルなど市内外17店舗まで拡大。この2年間の売り上げは年間1000万円前後に上っている。市と苫小牧観光協会で組織する「とまチョップセールスプロモーション実行委員会」(福原次郎委員長)は「とまチョップ人気は年々拡大している。グッズ販売を通じ、まちのイメージアップに貢献していきたい」としている。

 実行委によると、とまチョップグッズを初めて売り出したのは、2012年5月の緑ケ丘公園まつり。当初はクリアファイルとメモ帳だけだったが、売れ行きが好調だったため、同年度内にシールやキーホルダーなど商品数を約20点まで増やした。

 その後、Tシャツやノートなども加わり、現在は80点。缶バッジ(160円)やボールペン(320~450円)などが人気で観光客の他、道内外のゆるキャラファンが苫小牧を訪れて商品を買い求めている。

 今月12日には新商品のレザーキーホルダー(500円)を発売。市まちなか交流センターCOCOTOMA(ココトマ)内の苫小牧観光案内所などで取り扱っている。

 とまチョップ人気の高まりに合わせ、公式グッズの売り上げは12年度、約600万円だったのが、13年度には約1400万円まで増加。14年度も約970万円を確保した。15年度は7月末現在で約230万円。売り上げは「苫小牧観光協会の事業費に役立てられている」(実行委)。

 実行委に申請すれば、民間企業、団体も商品に無料でイラストやロゴを使用可能。市まちづくり推進課によると、申請件数は12年度30件、13年度129件、14年度109件と増加傾向で今年度も8月末時点で57件を受け付けた。ケーキやスマートフォン(多機能携帯電話)ケースなど、非公式のとまチョップ商品も着実に増えている。

 グッズ販売を手掛ける実行委事務局の苫小牧観光協会は「商品の販売は苫小牧のPRが目的。今後も無理のない範囲で、魅力的な商品を増やしていきたい」としている。
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