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中央図書館で国会図書館資料送信サービス運用へ

2015/5/29配信

 苫小牧市立中央図書館(菅野耕一館長)は6月2日から、国立国会図書館の「図書館向けデジタル化資料送信サービス」の運用を開始する。これまで国会図書館に行かなければ見られなかった138万点の資料を、中央図書館のパソコンで閲覧できるようになる。目次検索もできるため、膨大な資料の中から目的の情報を得られやすく、中央図書館は「利用者サービスの向上につなげたい」としている。

 国会図書館は、デジタル化した資料のうち、絶版などの理由で入手困難な資料約138万点を昨年1月、申請があり要件を満たす全国の図書館にデータ送信するサービスを始めた。道内では今月18日現在、札幌市や旭川市など10市の図書館で利用を開始しており、胆振日高管内では苫小牧市が初。登別市の図書館も準備を進めている。

 国会図書館が提供する資料の内容は、1968年までに受け入れた図書や、江戸期や清代以前の和漢書類、2000年までに発行された雑誌、91年~2000年度に送付を受けた博士論文、憲政資料、日本占領関係資料など。中央図書館2階の郷土行政資料室内にある専用パソコン1台で読むことできる。

 専用パソコンで検索ワードを打ち込むと、タイトルだけでなく、目次から検索できる仕組みのため、詳細な資料検索が可能だ。

 苫小牧に関する資料では、明治期や大正期の苫小牧村時代の公報、1900(明治33)年の苫小牧港に関わる直轄港湾工事年報、苫小牧が登場する15(大正4)年の「続東北遊記」(河合辰太郎)、王子製紙苫小牧工場や街の区画整理に関する資料など。目にすることが難しかった古い資料を見ることができようになる。

 中央図書館の上田愛司書は「これまでよりもさらに調べられる幅が広がり、たくさん活用していただければ」と話す。調べたいことを司書に相談すると、関連資料などを探してくれるレファレンスサービスの利用促進も期待される。

 デジタル化資料の利用は、図書館利用カードを持っている人で、申請すると1回1時間利用できる。資料は著作権法の範囲内でコピー(有料)も可能で、白黒のA4サイズは1枚10円。

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