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白老、登別にも取材 北海道舞台の漫画「ゴールデンカムイ」

2015/2/25配信

 週刊ヤングジャンプで好評連載している主人公の男とアイヌ民族の少女が奮闘する姿を描いた漫画「ゴールデンカムイ」(集英社刊)。明治末期の戦時中の北海道を舞台にした作品になっており、アイヌ民族の言葉や文化にも触れることができる貴重な作品として注目される。担当者は「新たな文化、狩猟知識を得る楽しさやおいしいものを食べるわくわく感を体感してほしい」とアピールする。

 作者の野田サトルさんは北広島市出身。2003年に読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビューし、06年に「ゴーリーは前しか向かない」で新人賞に当たるちばてつや賞ヤング部門大賞を獲得。11~12年にかけては苫小牧を舞台にしたアイスホッケー漫画「スピナマラダ!」(全6巻)を同誌で連載した。

 今回の作品を書くに当たり、「地に足の着いた作品をつくりたい」との思いから、シーンの中で既に登場した博物館網走監獄をはじめ、円山動物園、留萌管内苫前町の三毛別羆事件現場を訪問。胆振管内では白老や登別クマ牧場、日高方面にも取材で足を運んだほか、道アイヌ協会で話を聞き、文献の紹介を仰いだ。また、言語はアイヌ語研究家でもある千葉大学の中川裕教授=文学部=に指導を受けたという。

 ストーリーは「不死身」と呼ばれた主人公の元軍人・杉元が一攫千金を夢見て、ゴールドラッシュに沸いた北海道の地を訪れるところからスタート。そこで出会った純真無垢(むく)なアイヌ民族の少女アシリパと共に、道の雄大な自然を舞台に警察らの追跡をかわしながら埋蔵金を探し求めていく―内容だ。

 連載は昨年8月に連載スタートし、読者からも好評を得ている。今年1月には待望のコミック1巻を発売し、今月19日には2巻が出たばかりだ。今後に向け、野田さんは「この勢いを維持、さらに伸ばしていけるよう、楽しんで作品を描きたい」と意気込む。

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