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観光大使にホッコータルマエ 最優秀ダート馬を祝福

2015/2/10配信

 苫小牧市を象徴する樽前山にちなみ名付けられた競走馬、ホッコータルマエ(牡6歳)の昨年の活躍をたたえる祝賀会が10日、グランドホテルニュー王子で開かれた。タルマエは市の観光大使にも同日任命され、所有する北海土建(市内栄町)の矢部道晃社長は「来月にはドバイでの重賞レースも控えている。今年も、ぜひタルマエの活躍を応援いただければ」と期待を込めた。

 日本を代表するダート馬として昨年、JRA(日本中央競馬会)のG1レース、チャンピオンズカップ(12月)、地方競馬G1の川崎記念(1月)、東京大賞典(12月)で優勝したタルマエ。先月の川式記念で連覇を果たし、現在G1レース8勝を収めている。全国の競馬記者らがその年、を代表する馬を選ぶ「JRA賞」の2014年度最優秀ダート馬にも選ばれ、ますます活躍が期待されている。

 その功績を祝おうと、市民有志が発起人となり祝賀会を開催。関係者ら220人が会場に駆け付けた。この日のために、タルマエの名を冠した矢部社長考案の特製カクテルも振る舞われ、会場はお祝いムードに包まれた。

 来賓を代表し、矢部社長、先代の故・幸一さんと長年親交のある新党大地の鈴木宗男代表が「先代が喜ぶ姿が目に浮かぶようです」とあいさつ。デビュー直後からタルマエに騎乗している幸英明騎手は「あんなに走る馬はなかなかいない。強い馬特有の気性の荒さやわがままもなく、弱点がない」と話した。タルマエの観光大使任命式も行われ、苫小牧観光協会の福原次郎会長から、矢部社長へ委嘱状も手渡された。
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