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タワーレコード店長も「衝撃」 苫小牧の女子高生音楽ユニット「Softly」

2015/1/29配信

 苫小牧市の高校生による2人組音楽ユニット「Softly(ソフトリー)」が、市内外で注目を集めている。1月14日から道内2店舗限定で発売したシングル「Maybe~どうでもいいの~」は新人アーティストとしては異例の売れ行きで、道内外に販売店舗が拡大中。28日からは大手音楽配信サービスで配信も始まった。2人は「生まれ育った苫小牧から感動してもらえるような音楽をつくっていきたい」と目を輝かせている。

 ソフトリーは、ボーカルのMUTSUKI(ムツキ)=斉藤睦月=さんと、ギターのHARUKA(ハルカ)=八木遥=さんの2人組。共に高校2年生。「バンドを組んで活動したい」とメンバーを探していたムツキさんと、ギターを趣味としていたハルカさんが共通の知人を介して出会い、2013年12月に結成した。2人はすぐに意気投合し、出会ったその日から楽曲制作に取り組み始めたという。

 「ムツキの歌詞にはいつも驚かされる」(ハルカ)、「自分の詞のイメージ通りに曲を付けてくれる」(ムツキ)―。作詞はムツキさんが、作曲はハルカさんが担当。「本当に2人で一つという感じ」と姉妹のようにほほ笑み合う。

 デビュー曲「Maybe~どうでもいいの~」は友人関係や恋愛などに悩む、高校生ならではの複雑な心情を歌った楽曲。澄み切った歌声と心地よいアコースティックサウンドが、同年代を中心に共感を呼んでいる。現在、HTBの深夜番組「おにぎりあたためますか」、「むかしの国のアリサ」の2番組のエンディング曲に選ばれているほか、全国のラジオ局でも放送強化曲となっている。

 タワーレコード苫小牧店では現在、特設コーナーを設置してCDを販売中。小林由果店長は「みずみずしくエネルギーに満ちた歌声と、10代が生み出したとは思えない深みのあるメロディー。あまりの衝撃に鳥肌が立った」とソフトリーの歌声とメロディーを大絶賛。「初日に入荷した100枚はすぐに完売し再入荷を重ねた」という。28日からは大手音楽配信サービス「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」で配信も始まった。

 ムツキさんは「音楽は励ましたり感動させたりできるもの。そんな歌を歌っていきたい」と目を輝かせ、ハルカさんは「苫小牧で17年間育ってきて、いろんな人に出会い、いろんな経験をした。皆さんに感動してもらえるような曲をつくりたい」と意気込んでいる。

 ソフトリーは2月14日、苫小牧市白鳥アリーナで行われるアイスホッケーアジアリーグ「王子イーグルス―ハイワン」戦のイベントにも登場する予定。
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