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苫小牧市中心部に循環バス 4月から路線再編

2015/1/24配信

 道南バス(本社室蘭市)は4月1日付で、苫小牧市内のバス路線を一部再編する。駅前市立病院線と港町線を統合し、市内中心部では初となる循環バス「市立病院港町循環線」を運行。植苗線は、苫小牧駅前バスターミナルと新千歳空港を結ぶ郊外路線と統合する。2012年4月に市から路線の移譲を受けて以来、初めての再編。収支改善を促し、市民の利便性向上にもつなげたい考えだ。

 23日、同社が市公共交通協議会(下夕村光弘会長)に提案し承認された。12年4月に苫小牧市営バスの路線を引き継ぎ、3年間は路線や運賃を維持する協定を市と結んでいたが、15年4月からは主体的にダイヤ改正できるようになる。

 循環バス路線の「市立病院港町循環線」は、苫小牧駅前バスターミナルから市立病院までを結ぶ駅前市立病院線と、バスターミナル、市役所、卸売市場、アイビープラザなどに停車する港町線を統合し、開設する。

 運行便数は外回り、内回り共に1日5便。運賃は210円均一で、統合前と変更はない。

 駅前市立病院線は1日20便、港町線は1日11便(共に平日)の運行があり、再編で市立病院方面の便数は大幅に減る。このため同社は、登別温泉と市立病院を1日5往復する郊外路線で、市内路線と同様に高齢者優待乗車証を使えるようにするなどし、フォローする。

 市内中心部と植苗地区を結ぶ植苗線は、苫小牧駅南口と新千歳空港を1日16往復する郊外路線と統合。植苗を通過して空港に向かう便と植苗を経由して空港に向かう便を用意し、植苗線の平日1日8便を維持する。

 この他、市内の西部と東部を結ぶ鉄北北口線は東部の始終点を北栄三丁目から、沼ノ端駅北口に変更する。

 一連の再編で「新開4丁目」、「ウトナイ小学校前」など七つの停留所が廃止される。

 2013年度の同社の市内路線での運行実績は、乗降客数が前年度比3万557人減の372万4074人、収入は同3368万円減の7億5996万円。全21路線中、赤字路線は、前年より1本増えて13路線となった。収支は約6200万円の黒字だったが昨年8月、15年度の路線見直しを市に申し入れていた。

 今回、再編対象となった路線は移譲後も2年連続で赤字だったが、同社は「赤字イコール削減では市民の理解は得られないので、(市内バス路線全体の)利便性向上には十分配慮した」と説明している。

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