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EXILEが火付け 売り上げ10倍 銘菓「よいとまけ」

2015/1/19配信

 苫小牧市糸井の三星(三浦実社長)の「よいとまけ」が、若者層を中心に全国から注目を集めている。EXILE(エグザイル)のメンバーで苫小牧出身のSHOKICHIさんが昨年12月中旬、ふるさとの銘菓としてテレビ番組で紹介したのがきっかけ。人気アーティストが取り上げたことで注文が急激に増えており、苫小牧のPRのほか、地元銘菓への若い世代の支持拡大も期待できそう。

 よいとまけは、年間100万本を売り上げる苫小牧の銘菓。ハスカップのジャムが表面にコーティングされ、地元の人たちに愛されている。

 番組は、フジテレビ系列で毎週水曜日の深夜に放送されている総合バラエティー「EXILE カジノJP」。関東方面では昨年12月16日、北海道では1月7日に放映された。メンバー3人が地元銘菓で対決する内容で、SHOKICHIさんは、日本一食べにくいけどおいしいお菓子として紹介。苫小牧の特産品、ハスカップについても触れた。

 放映直後から、インターネット注文が通常の10倍以上に跳ね上がったほか、12月下旬にEXILEの札幌公演があった際、新千歳空港内の売店の依頼で、通常の約5倍に当たる1500本を納入した。「いつもは白い恋人の紙袋が目立つ空港内で、この時は三星の紙袋が目立ったようです」(三星の広報担当)と言う。放映から1カ月が経過した現在、注文は落ち着いてきたが、ネット注文は通常の倍程度で推移している。

 SHOKICHIさんは、昨年10月の昼のテレビ番組でもホッキ貝と共に、よいとまけを紹介している。同社は「SHOKICHIさんの方から『紹介したい』と働き掛けてくれていると、番組スタッフから聞いています。非常に地元思いの方で、お話しされている内容から、よいとまけのこともよく勉強されているのが分かります」と言う。同社では、SHOKICHIさんが紹介したお菓子として、店頭にPRポップ広告を掲げている。

 よいとまけは、2011年にテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されて以降、売上本数がそれまでの年間60万~70万本から100万本以上に伸び、これを維持している。同社は「よいとまけをきっかけに、若者を含む幅広い年代が苫小牧のことなどに興味を持つようになれば」と話している。
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