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最大級の掘削装置お目見え CO2閉じ込め実験の準備着々

2014/9/22配信

 国が2016年度に始める二酸化炭素(CO2)を回収、地下貯留する技術「CCS」の実証実験の一環で日本CCS調査(東京)は、苫小牧市真砂町の基地内にCO2を海底下に送り込む井戸「圧入井(あつにゅうせい)」を掘る装置のパーツを搬入し、組み立てている。組み立て完了後、10月16日に1本目の井戸の掘削に入る予定だ。

 井戸は2本で、まず海底下2400~3000メートルの「滝ノ上層」、次に1100~1200メートルの「萌別層」に向けた傾斜井を掘り進める。掘削長はそれぞれ5800メートル、3500メートルに上る。

 高さ60メートルの掘削装置は、石油資源開発が市内植苗で天然ガス採掘に用いていた国内最大級の設備で、今月1日から分解したパーツを順次、現地に運び込んでいる。

 敷地内では、隣接する出光興産北海道製油所の水素製造装置からパイプラインで提供を受けた排ガスをCO2とそれ以外に分ける分離、回収基地も整備中。完成後はそこから苫小牧沖合に延びる圧入井を経て、CO2を萌別層と滝ノ上層の2カ所に送り込んで貯蔵する計画だ。

 各施設は15年度内に完成させ、16年度から18年度までの3年間で30万トン以上を封じ込める計画だ。

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