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苫小牧市、千歳市に大雨特別警報 苫小牧市内で土砂崩れ

2014/9/11配信

 北海道西方の海上にある低気圧の影響で、11日は未明から北海道南西部と東北地方を中心に局地的に猛烈な雨が降った。気象庁は午前5時35分に札幌市や千歳市などの石狩地方に、その後、夕張市など空知地方と苫小牧市など胆振地方の大半に大雨特別警報を発表。土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫に最大級の警戒を呼び掛けた。

 11日明け方は1時間に約100ミリの記録的短時間大雨情報が千歳市・支笏湖付近や恵庭市付近で相次いだ。苫小牧市では午前8時50分ごろまでの1時間雨量が100ミリを観測。新千歳空港では7時20分ごろまでの1時間雨量が92ミリで、この地点の観測史上最多となった。

 苫小牧市は午前8時に災害対策本部を設置。大雨で土砂災害の恐れが高まったとして、9時5分に有珠の沢町の2200世帯、4760人に避難勧告を出した。同町では崩れた土砂が住宅に入る、車の一部が土砂に埋まるなどの被害も出ている。樽前、錦岡、のぞみ町など西地区には避難準備を発令した。有珠の沢町に出された避難勧告は午後3時30分、解除された。

 千歳、恵庭市も対策本部を設置。千歳市では大雨と土砂災害を警戒し、支笏湖畔、桂木、大和、新星、蘭越に避難勧告を出した。支笏湖美笛キャンプ場に6人が一時取り残されたため市消防が出動した。恵庭市でも柏木、幸町、牧場地区の一部に避難勧告を出された。

 胆振東部では厚真、安平、むかわ町が対策本部を設置。厚真町は2101世帯、4715人に、むかわ町は穂別栄地区の14世帯、28人に避難勧告。白老町は10日に引き続き、71世帯、123人に避難勧告が出した。

 札幌市は土砂災害や洪水の恐れあるため、中央区や南区、厚別区などの延べ約78万1000人に避難勧告を出した。

 気象庁の海老原智予報課長は記者会見で「重大な危険が迫っている」と述べ、市町村の情報に従って直ちに避難したり、家の2階に上がったりして、安全を確保するよう呼び掛けた。


 低気圧の動きが遅く、南から湿った空気が流れ込んでいるほか、日本付近の上空に寒気が流入し、広い範囲で大気の不安定な状態が続く見込み。12日午前6時までの24時間雨量は多い所で北海道と関東甲信150ミリ、東北と東海、伊豆諸島100ミリと予想される。

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