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啓北中山なみ分校、22年度末の閉校検討 特別支援学校新設踏まえ

2019/8/22配信

 苫小牧市教育委員会は21日、市内全域から障害児を受け入れている啓北中学校山なみ分校(有珠の沢町)について、2023年3月末での閉校を検討していることを明らかにした。道が21年度に市内に特別支援学校を新設する方針を示したのを踏まえた判断で同日、保護者や地域住民らを対象に同校で開いた意見交換会で説明。保護者らの要望も考慮し、あす23日に開催される教育委員会議で方向性を決める。

 同分校は、1966年に「山なみ学園」として開校。92年に有珠の沢町に移転してからも特色ある教育活動を展開し、市の特別支援教育の一翼を担ってきた。現在、生徒数は21人。

 一方で市は、生徒がより身近な場所で専門性の高い教育を受けられるようにと03年から特別支援学校の新設を要望。地道な要望活動が結実し道教育委員会は今年6月、統合に伴い閉校する明徳小校舎を使って、21年4月に特別支援学校を開校する方針を示している。

 こうした状況を考慮し、市教委は市内小中学校長や町内会関係者らと山なみ分校の在り方を協議。20年度、植苗中を除くすべての中学校に特別支援学級が設置されることも踏まえ、「山なみ分校は役割を終えた」と判断した。特別支援学校が開校する21年度から入学者の募集を停止し、20年度に入学する生徒が卒業する23年3月で閉校するスケジュールを想定している。

 意見交換会では、新設予定の特別支援学校に市内の東部地域から通う場合の通学時間が増えることの負担を懸念する声や、2年間だけでも通えるようにしてほしいといった要望が出ていた。

 卒業生の保護者からは、閉校後の跡地利用に関する質問もあったが、市教委の担当者は「地域住民などの意見を聞きながら、有効的に活用できる方法を検討していきたい」と述べるにとどまった。

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