再会喜び笑顔の輪、帰省ラッシュ始まる 苫西港フェリーターミナルや新千歳
2019/8/10配信
お盆休みを古里や行楽地で過ごす人の帰省ラッシュが10日、始まった。苫小牧西港フェリーターミナルや新千歳空港では、出迎えた人や旅行かばんを抱えた家族連れらでにぎわいを見せている。
西港フェリーターミナルでは、仙台発の太平洋フェリー「きそ」がほぼ満員の694人の乗船客を乗せて午前11時の定刻通りに到着。待合ロビーは再会を喜ぶ人々の笑顔であふれた。
東京から家族5人で訪れた女性はむかわ町の実家で過ごすといい「みんなで毛ガニを食べるのが楽しみ」と話していた。
苫小牧港発着のフェリー各社によると、帰省便は13日ごろまで満席の状態。Uターンラッシュは14~17日ごろにピークを迎えるという。なお、台風10号の影響で10日以降のスケジュールに影響が出る可能性があり、各社とも今後の運航状況を確認するよう呼び掛けている。
一方で、新千歳空港でも10日、お盆の帰省ラッシュが始まった。航空各社によると、同日が本道入り、18日がUターンのピークとみられている。