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苫小牧中央IC、着工から2年 来年秋、供用開始へ順調

2019/8/8配信

 苫小牧市高丘で2017年8月から行われている道央自動車道苫小牧中央インターチェンジ(IC、仮称)の建設工事は8日で2年がたった。国道276号(支笏湖通り)と高速道路本線を結ぶ連結道路の掘削工事が進められており、工事を管轄する室蘭建設管理部苫小牧出張所は「20年秋の供用開始に向け、順調に工事が進んでいる」としている。

 苫小牧東ICと苫小牧西ICの中間に位置する苫小牧中央ICの建設工事は、国道276号と本線を結ぶ1・2キロ(幅員14・5メートル)で片側一車線の連結道路などを整備する内容。総事業費は29億5000万円で、負担率は国と道で各50%。工事は道が主体で行い、一部は東日本高速道路(ネクスコ東日本)に委託している。

 初年度の17年度は樹木の伐採や連絡道路の400メートル区間を掘削。18年度末までに連絡道路1・2キロすべての区間の掘削に着手し、今年10月にはボックスカルバート(排水用管路)の整備を始める。20年度は道路舗装や道路脇ののり面に芝生を敷き詰めるほか、料金所や重機車庫を建設する。

 掘削で発生した土砂は、苫小牧東IC付近の苫小牧市有地で一時保管。最終的には75万トンに達する見通しで、工業用地分譲を手掛ける株式会社苫東と岸壁埋め立て工事を進める苫小牧港管理組合に随時無償提供している。

 18年1月に工事区域内で縄文時代の遺跡が見つかり、北海道教育委員会の調査が行われたものの18年度内に終了しており、影響は出ていない。室蘭建設管理部苫小牧出張所は「工事の進捗(しんちょく)率は順調。20年秋の利用開始を目指して無事故で工事を進める」としている。

 室蘭地区トラック協会苫小牧支部の鈴木勝支部長は港湾エリアへのアクセス性向上などを挙げ、「期待度は高い。来年4月に白老町で開設する民族共生象徴空間など胆振を中心とする『観光ベルト地帯』の追い風にもなる」と話す。

 新設ICに近い苫小牧市立病院は入院・外来患者の1割弱が日高管内在住者。担当者は「救急車を含め患者が来院しやすくなる」とし、札幌の大学病院から専門医を招きやすくなることもメリットに挙げている。

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