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東胆振1市4町「ヒグマ目撃」大幅増 1~6月で75件、前年比43件増

2019/7/11配信

 1~6月に東胆振1市4町に寄せられたヒグマの目撃情報は、前年同期比43件増の75件に上った。7月に入ってからも出没が相次いでおり、各自治体や北海道猟友会苫小牧支部(荒木義信支部長)など関係機関・団体が現場周辺でのパトロールを強化している。


 目撃件数は、各自治体がまとめた統計を集計した。75件の内訳を見ると29件の苫小牧市が最多で、厚真町27件、むかわ町11件、白老町5件、安平町3件と続いた。

 市内では4月以降、高丘の国道276号、柏原の国道235号沿いや静川の苫小牧東部の石油備蓄基地周辺など広範囲でヒグマが出没。今月9日にも、樽前の民家周辺を徘徊(はいかい)するヒグマが目撃されている

 近年、1~6月の半年間に東胆振の各自治体に寄せられた目撃件数は、17年が17件、18年が32件と増加傾向。今年はこれまでに人畜への大きな被害は確認されていないものの、6月26日にはむかわ町穂別安住のカンロ(アジウリ)を栽培するビニールハウス内で、クマの食痕や足跡が見つかっている。

 ヒグマ防除隊長も務める道猟友会苫小牧支部の荒木支部長は、目撃件数の急増について「今年は若いクマが親離れする年に当たる」とし「経験の少ないクマが人目に付く場所に姿を見せているのでは」と分析する。

 その上で、「胆振東部地震による土砂崩れの影響により、山の下まで降りてきている可能性もある」と指摘。「必ずしも個体数が増加しているわけではない」との見方を示した。

 登山や山菜採りなどで入山する際の注意点としては、単独行動を避け、体に鳴り物を身に付けることなどを挙げ「自分自身の安全を最優先に考えてほしい」と呼び掛ける。

 苫小牧市内では15日から、同支部のハンターが週1回、3人グループで植苗や静川などヒグマの頻出エリアを中心に巡回。9月末までパトロールを展開し、警戒を強める。

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