ディープインパクト産駒に高値 ノーザンホースパークでサラブレッド競り市
2019/7/8配信
国内最大のサラブレッドの競り市「セレクトセール2019」(日本競走馬協会主催)が8日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。会場では、1億円以上の高額な競走馬が次々と競り落とされている。9日まで。
セレクトセールは、今年で22回目。胆振、日高、石狩南部をはじめとする牧場で生まれ育ったサラブレッドが2日間で計500頭以上が上場される。
初日は1歳馬、2日目は当歳(0歳)馬が対象。例年、中央競馬クラシック3冠のディープインパクトを父に持つ馬が強い人気を集め、高値を付ける傾向にある。
8日、ディープインパクト産駒として上場された牡馬「ジョコンダ2の2018」は2億6000万円で落札され、会場は熱気に包まれた。
社台ファーム代表で、日本競走馬協会の吉田照哉会長代行は「今年もいい馬がそろった。このセールで競り落とされた馬は大変活躍している」と述べた。