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空揚げコッペパンを共同開発 新たなご当地グルメに-苫小牧市内4店舗・事業所

2019/7/3配信

 苫小牧市内のパン店と空揚げ専門店、青果店、調味料メーカーがタッグを組み、空揚げを挟んだオリジナルコッペパンを共同開発した。4店舗・事業所がそれぞれ培った知識、経験を結集させ、甘辛味のたれを絡めた空揚げをサンドした「ぱんからこっぺ・甘辛」と、特製のタルタルソースを掛けた「ぱんからこっぺ・チキン南蛮」の2種類を完成させた。ご当地グルメとして、市内外に発信することも視野に入れた試み。28日に市内で開くイベントでお披露目する予定だ。

 4店舗・事業所は「ぱん工房 むぎ麦」(澄川町4)、「からあげ専科 鶏から屋」(住吉町1)、TSOスタッフ(日新町1)、「MOCO青果」(港町2)。

 「ぱんからこっぺ」は鶏から屋が作った鶏肉の空揚げと、MOCO青果が扱う道産レタスをむぎ麦の特製コッペパンに挟み込んだ商品。空揚げの味付けにはTSOスタッフが手掛ける、苫小牧産ホッキ貝を使った北寄魚醤(ぎょしょう)を使用する。

 共同開発のきっかけは、むぎ麦が28日に予定する特別セール。今年4月にオープンしたばかりのパン店で、オーナーを務めるこの道17年の職人、石見勝政さん(42)が店のPRへ看板商品の一つであるコッペパンだけを扱ったイベントを企画した。

 知人で鶏から屋の経営責任者の大槻俊之さん(同)との何気ない会話の中で、目玉商品に同店の空揚げを使うアイデアが浮上。

 両店で北寄魚醤を使っていることから、今回の商品開発にはTSOスタッフの太田正輝さん(59)が協力を名乗り出て、石見さんと親交のある地元青果店のMOCO青果も開発に加わった。

 6月中旬から下旬にかけて鶏から屋で行われた開発会議には、大槻さんや石田正樹店長(38)、石見さん、太田さんら関係者らが集結した。

 鶏から屋は日本唐揚協会が主催するからあげグランプリの東日本しょうゆダレ部門で3年連続金賞を受賞した定番商品の金のザンギをはじめ、照り焼きやチキン南蛮など計4種類の空揚げを試作。石見さんが持ち込んだコッペパンに挟み込み、全員で何度も試食して味や見た目、大きさ、食べやすさなどを吟味して2種類の「ぱんからこっぺ」を完成させた。

 北寄魚醤で味付けしたジューシーな味わいの空揚げと、ふわふわのコッペパン、新鮮な生野菜は相性抜群で全員が満足のいく商品を作り上げることができたという。

 石見さんにとって他店との共同開発はオープン前からの目標で「思い描いていた夢がこんなに早く実現できてうれしい」と喜ぶ。 

 「ぱんからこっぺ」は、今回の「麦むぎ」のセールイベントでの限定商品となるが、市内外のグルメイベントなどでの展開も検討中という。

 イベントの詳細は未定だが、2種類とも1個380円(税込み)で販売する予定。

 石見さんは「完成させて終わりではなく、みんなで作った商品の可能性を広げていき、苫小牧の食の魅力発信にもつなげたい」と意気込んでいる。

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