7

22(月)

胆振の
明日の天気

曇り時々雨

19 / 16

主要

後を絶たない死亡交通事故 苫小牧市内、半年で3人犠牲

2019/6/22配信

 苫小牧市内では今年、死亡交通事故が後を絶たず、21日時点で3人が犠牲となっている。昨年は、人口10万人以上で交通死ゼロが300日に達した自治体に贈られる「ゼロ運動顕彰」を6月に受け、ゼロ記録が9月までの415日間継続しただけに関係機関・団体は危機感を募らせる。再発防止へ21日、今月、死亡事故が起きた柏原の市道に集まり、現場診断を実施。苫小牧署は「車で遠出する機会が増える季節。啓発、取り締まりを強化し、安全意識の浸透を促したい」と意気込む。

 今年、市内では3月以降に死亡事故が多発。同月30日は東開町の市道で、道路を横断中の70代女性が乗用車にはねられて死亡した。5月5日は勇払の道道の丁字路で、20代女性の軽乗用車と30代男性の大型トレーラーが衝突し、軽乗用車の女性が亡くなった。

 今月7日には、柏原の市道で、路外ののり面に軽乗用車が衝突。ドライバーの20代男性が命を落とした。

 3件の事故はそれぞれ歩行者の輪禍、車同士の衝突事故、単独事故と形態は異なるが、苫小牧署は「前方や左右の確認、制限速度順守など安全の基本徹底で、悲惨な事故は防げる」と説く。

 直近の死亡事故現場である柏原の市道で行われた「診断」には、同署や市、交通安全協会など7団体から計9人が参加。現場周辺を見て回った参加者は「(衝突時の衝撃を和らげる効果がある)『クッションドラム』設置の必要はあるか」などと意見を交わした。

 同署交通1課の稲辺智行企画係長は「シートベルト着用徹底も呼び掛けていきたい」と話した。

 市内での交通死者数は15年8人、16年7人、17年6人、18年4人と近年は減少傾向。市は昨年6月1日、道交通安全推進委員会(札幌)から「交通事故死ゼロ運動顕彰」を受けたが同年9月25日、錦岡の国道で20代の母親と6歳の長女が命を落とす大事故で、ゼロ記録がストップした。

週間ランキング

集計期間 07/15〜07/22

お知らせ

受付

苫小牧民報社から