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「半日運動会」じわり増加 今年は4校―工夫し出番変わらず-苫小牧の小学校

2019/6/21配信

 苫小牧市内でも、運動会を半日に短縮する小学校が徐々に増えている。今年度は全24校中4校で、前年度より2校多い。授業時間の確保、教員の負担軽減など理由はさまざまで、保護者らの間には賛否両論ある。

 昨年度から清水小と豊川小の2校、今年度は悪天候や新校舎建設に伴う会場の変更で臨時的に時間短縮した学校を除くと新たに沼ノ端小、泉野小の2校が午前のみの「半日運動会」となった。

 豊川小は児童数の減少に加え、学習指導要領の改定に伴う授業時間確保などのため午前だけの開催に変更。2年目の今年は、体育の授業での学びを生かそうと全員リレーなどを取り入れるなど種目も大きく見直した。

 岩井真二校長は、「半日開催にしても一人ひとりの出番は減らさないよう工夫した。保護者からも前向きな意見が目立つ」と言う。

 泉野小学校は「授業時間や休み時間の確保、教員の負担軽減などを総合的に勘案」(仲見真樹教頭)した結果、教育課程を見直し、今年度から半日開催にした。

 徒競走で一度に走る人数を増やしたり、開会式の入場行進や借り物競走など順位が運に左右される「運命走」を廃止するなどプログラムを大きく修正。全体の練習時間は、2年前の半分程度になったという。

 今月15日に開かれた同校の運動会に、4年生の子どもの応援で訪れた30代の母親は「空き時間が少なく、飽きずに見ることができた。弁当を作る手間もなくなるので助かる」と話した。一方、2年生の孫を見に来た60代男性は、「家族で弁当を食べるのが運動会の楽しみの一つなので寂しい気持ち」と語った。

 運動会の半日化は全国的な傾向で来年度以降、さらに増える可能性がある。

 最近は体育の授業と関連付けて種目を取り入れる学校が増えており、市教育委員会は「種目の見直しで練習時間が削減され、結果的に授業時間の確保にもつながる。今後の運動会は体育の授業の成果を発表する場に変わっていくのではないか」とみている。

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