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山菜採り遭難に注意 シーズン迎え、苫小牧署が呼び掛け

2019/5/15配信

 山菜採りシーズンを迎え、苫小牧署は遭難への注意を呼び掛けている。同署管内(東胆振1市4町)では2018年、9件の遭難事故が起き、3人が命を落とした。山菜採り絡みの遭難は例年、春先に多発しており、同署は「通い慣れた山林でも、夢中になると方向を見失う。油断せず細心の注意を」と訴える。

 同署管内では毎年、遭難事故が起きており、近年は2014年1件、15年4件、16年4件、17年5件、18年9件と増加傾向にある。過去5年間で発生した23件の9割以上が60歳以上の事故だった。高齢者は足をくじくなど体の負傷や急病、疲労が命の危険に発展しやすいため、十分な注意が必要だ。

 昨年の9件の遭難事故は、むかわ町、白老町、苫小牧市で3件ずつ起きた。

 「一緒に山菜採りに入った知人が帰ってこない」。昨年4月下旬、むかわ町穂別長和の穂別ダム付近のささやぶで、70代男性が遭難した事例では、同行した知人が119番。警察や消防などが捜索したが、男性は息を引き取った状態で発見された。

 男性は斜面から滑り落ちたとみられ、斜面下の池に体が漬かった状態で倒れていた。山林では一瞬の気の緩みが転倒や滑落につながり、命を落とす危険もある。

 同年5月中旬には、白老町虎杖浜のアヨロ川で、山菜採りに出掛けた町内の70代の男性が川の水に顔を漬けた状態で倒れているのが発見された。

 同署地域課は、山林に入る際は安全のために登山計画書の提出を求めている。交番・駐在所などでも受け付けており、道警のホームページからメール提出もできる。

 今年に入ってから、同署管内で遭難事故は起きていないが本格的な山菜採りシーズンを迎え、同課の大平浩喜地域官は「いつ、誰とどこへどうやって行き、何時に帰宅するかなどを家族にしっかり伝えてほしい」と呼び掛けている。

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