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日高沖の試掘調査順調 空路で作業員を輸送、7月まで予定-石油資源開発

2019/5/15配信

 石油資源開発が日高沖で進めている石油と天然ガスの試掘調査が順調に進んでいる。現地では約100人の作業員が交代しながら、水深1070メートルの海底から約2000メートルの深さでボーリング調査を実施。苫小牧市柏原の苫東工業地域には臨時のヘリポートが設置され、交代作業員らを沖合の掘削船まで空路で輸送している。調査は7月末まで行われる予定で、年内をめどにまとめる調査で有望なデータが得られれば、さらに追加の採掘調査を行う考えだ。

 同社が経済産業省資源エネルギー庁の委託を受けて進めている試験事業。日高沖合約50キロの海上で掘削船を停泊させ、海底下でボーリング調査(1本)を実施して資源の有無を調べている。

 今回の調査に向けては、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が2012年から14年にかけ、資源エネルギー庁の三次元物理探査船「資源」で海底地形などを確認。昨年10月にも海底環境や地層などを調べ、資源採掘に有望とみられる箇所周辺を特定した上で調査に当たっている。

 掘削船は全長103メートル、全幅87メートル、高さ116メートル。事業規模は約90億円。調査は今年4月上旬からスタートした。常時100人の作業員が従事し、採掘船への移動はヘリコプターを使用している。苫小牧市柏原の苫東工業地域には臨時のヘリポートが整備され、委託を受けた航空会社が予備を含む2機体制で掘削船に作業員らを輸送している。

 国内では現在、新潟県胎内市沖で唯一、同社が海上基地による石油や天然ガスの商業採掘を展開中。担当者は「商業生産の可否判断には数年単位の時間を要するが、エネルギーの安定供給につながことを期待して調査を進める」と話している。

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