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ホテルニュー王子、道ハサップ認証受ける 衛生管理の高さ評価

2019/5/13配信

 グランドホテルニュー王子(苫小牧市表町)を運営するホテルニュー王子は、1階主厨房(ちゅうぼう)の衛生管理手法が評価され、道から北海道HACCP(ハサップ)自主管理衛生認証を受けた。ホテルでは初めて。同社としては2011年10月に機内食事業部(千歳市美々)の認証に続いて2例目。同ホテルは「より一層、食品衛生管理を徹底したい」と意気込む。

 道によると、HACCPは米国で開発された食品衛生管理システム。製造工程ごとに人の健康に害を及ぼす可能性をチェックし、重要な工程の衛生管理を集中的に実施する。導入すると、自主衛生管理の姿勢を消費者にアピールできるほか、従業員の意識向上、衛生管理の水準を高めるなどメリットが大きいという。

 北海道HACCPは、食品の衛生管理や道産食品の信頼性向上が目的。食品製造・加工施設やスーパー、大型ホテルなどが対象で、認証施設数は累計で226施設(3月19日時点)。認証には、道が独自に作成した評価調書を使用。施設側が状態や管理運営の方法など143項目を自己採点し、第三者機関が評価した後、有識者や道職員で構成する認証審査会が行う。

 同社は、機内食事業部の認証後、ホテル内で食の安全性向上を目指し、6年ほど前から宴会利用者に食事を提供する1階主厨房の北海道HACCP認証に向けて準備を始めた。食材の入荷・管理、調理時の加熱温度など工程ごとにマニュアルを作成し、約200人の従業員へ教育、衛生管理意識を徹底させてきた。

 原材料の仕入れから製品の出荷まで各工程で危害要因の分析から重要管理点の決定、HACCPの実施を記録に残す方法の設定を行う「HACCPの7原則」を取り入れ、高い衛生管理方法を実現した。

 同ホテルの鈴木靖料理長は「導入が早くても従業員の認識が追いつかない。最初は戸惑ったが、意識改革を行った」と話す。従業員教育を図るため、コンサルタント会社から関係者を招き、年2回の研修を重ねた。現在、従業員が出勤後、衛生管理について毎日記録を取り続けている。

 認証期間は3年。安全衛生管理室の細野秀希課長は「高いレベルを維持し、安全な食事を提供したい。継続的に認証申請をしていく」と話した。

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