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むかわ町穂別で恐竜の化石発見 草食系のハドロサウルスか

2013/7/17配信

 北海道大学とむかわ町立穂別博物館は17日記者会見し、むかわ町穂別で2003年に町内の化石収集家、堀田良幸さん(63)が採集した尻尾の化石が恐竜のものだったことを明らかにした。草食系のハドロサウルス科らしいという。恐竜化石の発見は道内4例目。保存状態は良く、骨格の残りがまだ埋まっていることも考えられるため、9月から同大と博物館が採集地の共同発掘を計画している。

 穂別町民センターで開かれた会見に、世界的な恐竜研究者の同大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授(41)と化石発見者の堀田さん、寄贈を受けた博物館の関係者が出席した。

 説明によると、化石は2003年4月に、町内の沢近くの斜面から、堀田さんがノジュールという岩のような塊で採集し、博物館に寄贈した。この化石を取り出した結果、尻尾に当たる骨が少なくとも13個あり、発見された部分は長さ約85センチ、大きい化石は幅は30センチ近くになる。

 小林准教授ら専門家が恐竜化石と判断した。全長7~8メートルと推定している。骨の断面の形が六角形で前後の関節面は平らな形状から、ハドロサウルス科の恐竜と考えられる、としている。

 ハドロサウルス科は白亜紀後期に繁栄した、主に植物を食べていた恐竜といい、後方関節面の大きな突起も珍しいという。

 採集した崖の現地調査を改めて行ったところ、胴体側の骨格が埋まっていることも予測される、としている。9月から同大学と同博物館で発掘調査を進める計画だ。

 また、見つかった地層が白亜紀マーストリヒチアン期最前期(約7200万年前)とされ、小林准教授はこの地層はティラノサウルスやトリケラトプスらと同じ時代とされ、「どのような恐竜がどのくらい繁栄し、どのように分布していったかが明らかになる」とし、全身の骨格化石が見つかった場合は「世界的にも重要な標本になる」と話している。

 この恐竜化石は18日から12月1日まで同博物館で展示される。

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