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4カ月間、アメリカで技術磨く 苫駒大マーチングバンド部長の安倍瑞季さん

2019/4/19配信

 苫小牧駒沢大学キャリア創造学科4年で、同大マーチングバンド部の部長安倍瑞季さん(21)が24日に渡米し、約4カ月間、米西部のワイオミング州を拠点とするマーチングチーム「TROOPERS(トゥルーパーズ)」のメンバーとして活動する。演技で演奏に花を添えるカラーガード担当として、6月からの全米ツアーに参加。8月にはマーチングバンドの世界大会・ドラムコーインターナショナル(DCI)に出場する。安倍さんは「技術と表現力をしっかり磨いてきたい」と意気込む。

 マーチングバンドの中で、フラッグやライフルなどを駆使した視覚表現を繰り広げるカラーガード。大学でもカラーガードを担当する安倍さんは、中学時代から取り組むマーチングのパフォーマンス技術を本場・米国で磨きたい―と渡米を決意した。今年3月、トゥルーパーズのメンバーオーディションにビデオ審査を経て合格。念願の米国行きの切符を手にした。

 トゥルーパーズは米国のほかタイ、中国、カナダなど世界各国から集まった16歳~21歳のメンバー約130人から成る大規模編成チーム。

 6月半ばまで集中トレーニングを受けた後、ワイオミング州キャスパーを皮切りに全米各地で開催される演奏会や大会に出場。約30カ所を回る。

 8月には、インディアナ州で開かれる世界トップクラスのマーチングバンド大会「DCI」での優勝を目指す。

 「マーチングは人の心を動かせるものだと信じている」と安倍さん。「現地では技術の高い人たちに囲まれるので自分にとっては良い環境。表現力などを磨いてできることを増やしたい。活動の集大成にする」と力を込めた。

 学生時代にトゥルーパーズに参加した経験があるという同大マーチングバンド部の松原佑輔監督は「少人数のマーチングバンド部で、毎日こつこつと練習に励んできた忍耐力と大舞台に1人で飛び込む度胸は素晴らしい。ぜひ多くの成果を持って帰ってほしい」と期待を込めた。

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