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道議選苫小牧市区 現職の3氏当選

2019/4/8配信

 道議選の苫小牧市区(定数3)は自民党公認の遠藤連氏(65)が最多得票で6選を果たしたほか、立憲民主党公認の沖田清志氏(55)、公明党公認の安藤邦夫氏(66)の現職が3選を飾った。唯一の女性候補で共産党公認の新人、松橋千春氏(36)は健闘したものの、当選ラインに届かなかった。

 苫小牧市区の候補者は、前回選挙(2015年)と同じ顔触れに。道内では苫小牧市が最有力候補地とされるIRの誘致是非などを争点にした選挙戦を展開。支持組織に加えて無党派層の票も取り込んだ現職3人が議席を守った。

道議選苫小牧市区開票結果(確定)
当 遠藤  連(自 民・現)24,938
当 沖田 清志(立 憲・現)18,791
当 安藤 邦夫(公 明・現)16,547
  松橋 千春(共 産・新)13,054

新知事とIR推進-遠藤氏

 午後11時50分ごろ、「当確」を受けて遠藤氏は緑町の選挙事務所で、詰め掛けた支援者と共に万歳三唱を行い、顔をほころばせた。6選を果たし、必勝だるまに「V6」と書き込むと、大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 遠藤氏はあいさつで、人口減少対策や地域経済の活性策として選挙戦で最も強く訴えてきたIR誘致について「新しい知事と共に推進したい」と強調。6期目の最重要課題の一つとして全力で取り組む姿勢を示した。

 今回、苫小牧市区に出馬した4人のうち、遠藤氏と安藤氏のIR推進派2人が獲得した計約4万1000票に対し、反対派の沖田氏と松橋氏の得票数は計約3万2000票だったため、「苫小牧市民はIRに前向きな審判を下したのでは」と受け止めていた。

訴えた政策を形に-沖田氏

 午後11時55分ごろ、「当確」の速報を受けて末広町の選挙事務所に姿を現した沖田氏。拍手が鳴り響く中、支持者一人ひとりと握手を交わし、喜びを分かち合った。

 選挙戦では中央依存から脱却し、自立した道政の必要性や苫小牧港の機能強化による経済活性化などを主張。IR誘致については過去のリゾート開発の失敗例を挙げて「施設の誘致自体がギャンブルのようなもの」と反対を訴えた。

 候補者が前回と同じ顔触れとなった今選挙。「当初、盛り上がりが見えにくかったが、日に日に支援の広がりを実感できた」と多くの支えに感謝した。3期目に向けては「訴えてきたことを少しでも形にできるよう頑張りたい。新しい知事と相いれない部分については、厳しく対峙(たいじ)していく」と力を込めた。

新時代の道政担う-安藤氏

 安藤氏は午後11時50分ごろ、幸町の選挙事務所に入り、支持者らと開票状況を見守った。日付をまたいだ8日午前0時ごろ、当選の情報が伝わると、事務所内は大きな拍手と歓声に包まれ、万歳三唱で喜び合った。

 相次ぐ自然災害を踏まえた”防災意識社会”や、介護・福祉の地域体制構築などを訴えて3選を決めた安藤氏は「必ず勝つと、支援の方々と約束していた。正直ほっとしており、本当にうれしい」と顔をほころばせ、「新時代の道政の担い手として取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 支持者から花束を受け取った後、選挙戦で共に戦った遊説隊と万歳をし、選挙運動の労をねぎらう光景も。勝利を祝して昆布茶で乾杯し、支援者の一人ひとりと固い握手を交わした。

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