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新元号「令和」の典拠、万葉集に注目 在庫確保急ぐ書店、図書館は展示

2019/4/5配信

 新元号「令和」の発表を受け、典拠となった万葉集に苫小牧市内でも注目が集まっている。書店はにわかに需要が高まっている書籍の在庫確保を急ぎ、図書館は関連児童書などの展示を始めた。市内を拠点に活動する万葉集研究サークルは6日の例会で、当初予定していた内容を変更し、令和の2文字が引用された序文を読み解く。

 「需要を見込んでメーカーに発注をかけているが、入荷のめどは立っていない」と語るのは、くまざわ書店MEGAドン・キホーテ苫小牧店(木場町)の堂下元子店長。

 「在庫はあるか」といった問い合わせも寄せられているが、関連書籍は品切れ中。「改元が近くなる今後、関心はさらに高まるはず。ニーズに応えられるような品ぞろえに努める」と語る。

 TSUTAYA苫小牧バイパス店(ときわ町)も在庫確保を急ぎ、今後、関連本コーナーの設置を検討する。

 市立中央図書館は30日まで、万葉集に関連した本15冊を児童コーナーに展示する。万葉集を通して、子どもたちに日本の文化に触れてもらいたい考えだ。

 展示本は、読みやすいよう振り仮名やカラーの挿絵、用語解説を加え、内容を分かりやすく説明した大岡信著の「万葉集ほか」、歌集の出展者や作品に描かれる動植物などを紹介する日本の古典文学シリーズの実用書「大伴家持と紀貫之」などさまざま。関連で漢文の入門書、奈良時代の歴史漫画、短歌や俳句の季語辞典も並べており、同館は「古典や漢文に親しむ機会にもなれば」と述べた。

 万葉集研究サークルのさわらび会は6日午後1時半から市文化交流センターで開く例会の内容を急きょ変更。令和の由来である梅花の歌の序文を参加者と共に読み解く。会員以外の参加も歓迎する。

 同会の講師を務める釧路公立大学の森山弘毅名誉教授は、「市民が万葉集に親しむきっかけになる」と期待。「万葉集には約4500の歌があるので、口語訳などを見ながら自分にとってお気に入りの歌を見つけてほしい」と話している。

 希望者は直接会場へ。問い合わせは同会梅津会長 電話0145(42)3555。

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