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苫小牧市は下落率縮小 住宅は東部5地点で上昇-公示地価

2019/3/20配信

 国土交通省が20日発表した今年1月1日時点の公示地価によると、苫小牧市内の平均変動率は住宅地1・6%、商業地1・4%それぞれ下落した。住宅地は19年連続、商業地は23年連続でマイナスになったものの、住宅地は新開町やウトナイ北など東部地区の5地点で上昇した。道の担当者は「苫小牧は製造業や物流拠点、新千歳空港に近い東部地区の住宅地が堅調」と説明する。

 胆振管内の平均は、1平方メートル当たりで住宅地1万3700円(マイナス2・2%)、商業地3万300円(同1・9%)。苫小牧市では住宅地(調査51地点)が前年比200円減の1万5800円。商業地(同17地点)は400円減の2万8800円、工業地(同13地点)は前年と同じ1万円となった。

 昨年の市内の下落率は住宅地1・8%、商業地1・6%だったが、今回はそれぞれ前年より縮小した。

 住宅地は、高齢化や人口減少に伴う土地需要の減退が影響し、全体では下落が続く。しかし、東部地区は製造業などの企業進出や大型商業施設の集積を背景に住宅需要が堅調。住宅地で上昇したのは、昨年と同じく東部5地点となった。一方、中心部と西部地区は下落が目立ち、”東高西低”の傾向だ。

 昨年より上昇したのは▽新開町1の4(1万9000円、プラス2・7%)▽柳町4の15(3万1900円、同2・2%)▽ウトナイ北7の10(2万100円、同1・0%)▽北栄町4の4(2万2600円、同0・4%)▽拓勇東町6の11(同、同)。

 標準地別の価格では「柳町4の15」が最も高く、胆振管内では昨年より2ランクアップの4番目に。次いで「春日町1の13」の2万8800円、「末広町2の11」の2万8200円の順となっている。

 商業地も全体的に下落傾向にあるが、東部地区では横ばいが目立つ。昨年は、前年と同率が10地点だったが、今回は元中野町で2地点増えて12地点になった。

 標準地別では、「柳町4の6」(4万5100円)や「柳町2の7」(3万8000円)、「元中野町2の2」(2万1900円)など12地点が前年と同じ。一方、下落が大きいのは、JR苫小牧駅前南口側の「錦町1の6」(3万2100円、マイナス3・6%)で、次いで「表町5の5」(5万3500円、同3・4%)、「錦岡68」(7000円、同2・8%)など。

 工業地の平均価格は1万円。マイナス0・5%で1999年から21年連続の下落。

 

 ▽厚真町=住宅地(6地点)5300円、マイナス4・0%。商業地(1地点)1万5100円、同4・4%。▽安平町=住宅地(7地点)5800円、同5・0%。商業地(1地点)1万2000円、同6・3%。▽むかわ町=住宅地(2地点)1万1500円、同5・4%。商業地(1地点)1万6500円、同5・7%。▽白老町=住宅地(11地点)5900円、同2・8%。商業地(1地点)1万8800円、同3・6%。

 公示地価 地価公示法に基づき国土交通省が公表する毎年1月1日時点の土地価格。同省土地鑑定委員会が都市計画区域などから標準地を選定。不動産鑑定士が取引実績などを基に1平メートル当たりの価格を評価する。都道府県が調査する毎年7月1日時点の「基準地価」と合わせて土地取引時の目安となる。道内では108市町村を対象に1367地点、胆振総合振興局管内は10市町181地点で調査した。

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