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道議選、告示まで2週間 4氏が政策アピール-IR誘致は賛否二分

2019/3/15配信

 4月7日投開票の道議会議員選挙は告示(29日)まで2週間に迫った。定数3の苫小牧市区では、現時点で公明党公認の安藤邦夫氏(66)=2期=、自民党公認の遠藤連氏(65)=5期=、立憲民主党公認で国民民主党推薦の沖田清志氏(55)=2期=の現職3人と、新人で2度目の挑戦となる共産党公認の松橋千春氏(36)の4人=五十音順=が立候補を表明。各氏の後援会は政策を示したパンフレットやチラシなどを作り、有権者へアピールしている。

 安藤氏は政策で、昨年9月に発生した胆振東部地震を踏まえた災害対応の強化を打ち出した。公明党苫小牧総支部が発行する会報で、市民生活の安全安心に向けた防災教育や苫小牧港への「多目的防災タワー」の設置などを掲げた。苫小牧港を世界の貿易拠点に位置付けるための大規模整備も明記。人手不足が深刻化する中、求人側と求職側のニーズが一致しない雇用のミスマッチ解消に向けて、地元の職業教育機関の活用なども示している。

 6選を目指すベテラン道議の遠藤氏は、議員活動を紹介する自身のパンフレットに「実現を目標とする課題」として政策を列記。道立特別支援学校の誘致、大型冷凍冷蔵倉庫活用などによる道産食品の輸出増進、災害に備えた苫小牧港の強靱(きょうじん)化と機能強化―などを掲げた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)は「道民に不安を持たれないよう対策を講じ、苫小牧誘致を推進」とした。

 沖田氏は北海道再生の実現に向け、中央依存を脱した地域主権型社会の構築をアピール。JR問題では鉄路存続の必要性を訴え、IR誘致には「カジノに頼った観光振興が本当に北海道のプラスになるのか」との疑問から、反対の立場を取る。経済活性化に向けては、道産農水産物のブランド力を高め、苫小牧港を拠点にした輸出拡大へ港湾利用の促進を目指す。「道民が主役」を大切にし、地域の声をしっかり受け止めるとした。

 松橋氏は「若者が夢をあきらめない社会」と「みんなの願いとどけるかけ橋に」をスローガンに、子育て支援や教育、社会保障の充実をアピール。原発から再生可能エネルギーへの転換を強く訴え、今年秋に予定されている消費税10%引き上げやIR誘致には反対するとした。昨年の胆振東部地震を踏まえて命と生活再建を最優先とし、防災や減災対策の抜本的強化などによる災害に強い北海道づくりを訴えている。

 各候補予定者が示す政策で、選挙の争点になりそうなIR誘致の是非に関しては沖田、松橋両氏が反対、遠藤氏は推進を打ち出している。パンフレットなどには記していないが、安藤氏は10日に市内で開かれた公明党時局講演会で「正しい情報の下、市民の合意を得て誘致に向けた取り組みを推進したい」と述べ、誘致に前向きな姿勢を示した。

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