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民間貸与で営業再開へ 旧ハイランドスポーツハウスと旧サイクリングターミナル-苫小牧市

2019/1/12配信

 苫小牧市は、高丘の緑ケ丘公園内にある旧ハイランドスポーツハウスと旧サイクリングターミナルの建物の有効活用を図るため、民間事業者に無償で貸し出し、宿泊施設として営業してもらう方針だ。2月に事業者を公募し、オープンは今年秋以降になる見通し。市が誘致に力を入れているスポーツ合宿の受け皿とするほか、観光客やビジネス客の宿泊需要に応える体制を充実させる。

 ハイランドスポーツハウス(鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ面積539平方メートル)は、客室14室(収容客数52人)を備えた宿泊施設として1964年度にオープン。スポーツ競技の大会時や選手の練習合宿などに使われていたが、利用者の減少などで2013年度末に閉鎖した。

 隣接するサイクリングターミナル(鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ面積1488平方メートル)は、客室12室(収容客数80人)や研修室を備えた宿泊施設として、自転車道路協会が1984年度に設置。2000年度に市へ無償譲渡した。06年度に市の指定管理者制度で民間事業者が施設を運営。競技団体や学生のスポーツ合宿の利用もあったが、施設の老朽化や利用者の減少で運営が困難になり、14年度末に閉じた。

 その後、市は空き家状態にしていたが、苫小牧でスポーツ合宿を行う学生や社会人チームなどが増えていることから、受け皿の拡充に向けて両施設の再開を検討。また、外国人などを含む観光客の集客を促すためにも宿泊体制の充実が必要と判断し、両施設を一括して1事業者に無償で貸与し、経営してもらう方針を決めた。

 市は2月にプロポーザル(事業提案)方式で、両施設で経営を希望する事業者を募集。業者を選定し、6月の市議会定例会での承認を経て本契約を結ぶ。改修工事の費用は業者側が負担。オープンは秋以降になる見通しという。市スポーツ都市推進課は「遊休資産となっている施設の利活用でスポーツ合宿を推進すると共に、北海道への外国人観光客の入り込み増などで、市内でも不足気味になっている宿泊施設の整備につながれば」と期待している。

 市はスポーツチームの合宿誘致に力を入れており、合宿を行う選手や指導者への宿泊費補助制度を15年度に創設した。申請件数は初年度49件、16年度51件と伸び、17年度は制度利用の条件緩和もあって111件に急増。18年度は昨年12月11日までの集計で前年度を上回る113件を数え、苫小牧で合宿を行う動きが活発化している。

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