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民族共生象徴空間の愛称は「ウポポイ」に 札幌、白老、室蘭で500日前セレモニー

2018/12/12配信

 2020年4月24日に白老町でオープンする「民族共生象徴空間」の開設500日前カウントダウンセレモニー(道主催)が11日、札幌市中央区のホテルで開かれ、政府が全国から一般投票を受け付けた象徴空間の愛称は「ウポポイ」(アイヌ語で『大勢で歌うこと』の意味)に決定したと発表した。地元の白老町や室蘭市でも関連イベントを開催。アイヌ文化復興のナショナルセンターの開業機運を盛り上げた。

 札幌のセレモニーには、関係者約200人が出席。札幌大学ウレシパクラブの学生たちがアイヌ古式舞踊を披露した後、高橋はるみ知事が「アイヌ文化発信の拠点オープンが500日後に迫ってきた。われわれの悲願であった開設へ向け、機運をさらに高めていきたい」とあいさつ。内閣官房アイヌ総合政策室の橋本元秀室長も「国家的プロジェクトとして成功に万全を期したい」と年間100万人来場への意欲を示し、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「共生社会が花開くことを願う」と期待感を表した。

 「象徴空間」の愛称とロゴマークも発表。愛称は全国から寄せられた1万641票の投票の結果、3案の中から最多の4296票を得票した「ウポポイ」に決定。ロゴマークは「象徴空間」と「国立アイヌ民族博物館」の2種類を作製した。

 開設PRアンバサダーを務める俳優の宇梶剛士さんとAKB48チーム8北海道代表の坂口渚沙さんによるトークショーも展開。宇梶さんは「歴史と文化が深まり、行くことが楽しくなる空間になれば」と語った。最後は作詞した秋辺デボさん、作詞・作曲した新井満さんもステージに登場し、出席者全員で「イランカラプテ」を合唱した。

 道では同日から道庁赤れんが庁舎前庭でアイヌ文化や象徴空間を映像と音で表現したプロジェクションマッピングも開始。20日まで毎日午後6時半~8時半に上映される。

 開設地の白老町では中央公民館でカウントダウンイベントを開催。カウントダウンボードの紹介やアイヌ民族文化財団によるムックリ演奏と古式舞踊の披露の他、町観光大使KiKiさんが象徴空間イメージソング「カムイへ」を歌って会場を盛り上げた。

 戸田安彦町長は「象徴空間開設まで500日となった。町民と機運を高めながら盛り上げたい」と呼び掛けた。この後、愛称とロゴマークを発表。戸田町長らが新しいカウントダウンボードを除幕すると、会場内が大きな拍手に包まれた。

 町は16日まで午後5時~10時に役場庁舎屋上から夜空を照らす光のオブジェを実施。象徴空間開設まで毎日午後12時35分から防災行政無線で新井満さんが歌う「イランカラプテ」を放送する。

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