年末年始で需要増 王子サーモン道工場の生産ピーク
2018/11/30配信
苫小牧市有明町の王子サーモン北海道工場で、お歳暮やクリスマス、年末年始で需要が高まるスモークサーモンの生産がピークを迎えている。
需要期への対応で、外国人技能実習のベトナム人研修生ら25人を含む約70人が交代で製造に当たっている。原料のサケはノルウェー、チリ、ロシア、カナダからの輸入品や地元苫小牧産も使用。味付け、乾燥、薫煙、骨抜きの作業を経て、全国の百貨店やギフトショップ、スーパーなどに出荷している。
今月と12月の生産量はそれぞれ約45トンで、通常の約2割増し。半澤幸男工場長(60)は「伝統製法で丹精込めて作っています。おいしく仕上がっているので、多くの人に味わってもらいたい」と言う。
ギフト用に3000円から1万円ほどの商品があり、売れ筋は「スモークサーモン姿切」(320グラム、税込み5400円)。有明町の工場直営店では、一部商品を除きギフト商品が1割引きになるセールを12月1日から29日まで実施する。