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母親グループ「できることからはじめのIPPO(いっぽ)」発足 子育て世代の声集める

2018/11/8配信

 ママの力でまちを元気に―。苫小牧市の中心市街地活性化策を提案し、行政や企業などと連携して実現を目指す母親グループ「できることからはじめのIPPO(いっぽ)」が発足した。まちなか再生に取り組む市のプロジェクトの一環で2016年度以降、意見交換に集まった子育て中の女性有志10人で始動。19年春の活動本格化に向け、始めの一歩を踏み出した。

 市は、中心市街地の活性化へ17~19年度の3カ年計画でまちなか再生総合プロジェクト(CAP・キャップ)パート3を展開中。「多世代交流によるにぎわい創出」をコンセプトとした市民との協働プロジェクトに発展させるため、子育て世代の声を集めるなどの取り組みに力を入れてきた。

 手始めとして、16年度にまちなか交流センター・ココトマでフォーラムを開催。育児中の女性ら7人が空き地を活用したアンテナショップ開設や子連れでも安心して利用できる飲食店情報を集めた冊子の発行などを提案した。17年度はフォーラム参加者らを対象にした研修会を行い、人が集まる場づくりについて考えた。

 今年度は中心市街地のにぎわい創出策を継続的に話し合う、市民団体の発足に向けて検討会を重ねて9月に、10人の中心メンバーで「はじめのIPPO」を立ち上げた。団体の代表には16年度のフォーラムから関わってきた2歳の男児を持つ、主婦の小金澤綾美さん(29)=苫小牧市錦町=が選出された。

 19年度以降、子連れで食事を楽しめる「親子カフェ」を週1回、休日に子どもが思い切り遊べる「キッズ遊び場」を月1回開設、大掛かりな親子イベントも年1回開催していきたい考え。

 会場は当面、ココトマを想定し市や企業、商店街などと連携した事業を展開。イベントによる集客を地域の商業活性化につなげていきたい考えだ。

 10月末、組織旗揚げのイベントをココトマで開催。取り組みに関心を示した母親や、岩倉博文市長をはじめとする市の関係者など約50人が出席。中心市街地に対する思いを語り合った。

 交流会に参加した苫小牧駅前通商店街振興組合の秋山集一理事長は「まちの活性化はまず、そこに住む人間の活性化から。元気な女性たちの活躍に期待している」と話した。

 はじめのIPPOは今後、インターネットの交流サイトなどを通じてメンバーを募り、19年5月ごろのイベント初回開催に向けて準備を進める方針。小金澤さんは「小さな力でも一つずつ積み重ねていけば大きな力になる。まちのためにそれぞれができることを着実に進めていきたい」と語る。

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