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事務所開設の動き広がる 米・加のIR運営4社-苫小牧

2018/10/30配信

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指している苫小牧市に、海外IR事業者が事務所を構える動きが活発化してきた。1月にカナダの事業者が開設したほか、アメリカの3社も早ければ年内に設ける予定。7月のIR実施法の成立を受けて国内各地で誘致活動が熱を帯びる中、苫小牧での事業展開を目指すIR事業者が市内に活動拠点を置いて自社PRに取り組み、存在感を高めたい考えだ。

 市内では1月、カナダに本社を置くIR投資・運営会社クレアベストが表町1の第3CKビル1階に事務所を開設し、スタッフが情報収集や市、経済界への自社PRなどに取り組んでいる。

 また、アメリカを拠点に世界75カ国でIRを展開するハードロック社の日本法人ハードロック・ジャパンが表町の民間ビルに苫小牧事務所を置く計画だ。同社によると、事務所開設に向けて、ビル内の改修工事計画を作っている段階で、担当者は「早ければ今週中にも着工する見通しだ」と言う。

 事務所は当初2、3人体制とし、市民にIRについて知ってもらうPRコーナーも設ける。早ければ12月か来年1月の開設を目指し、地元関係者を招いたオープニングレセプションも予定している。

 さらにアメリカ系企業のラッシュ・ストリート・ゲーミングと、モヒガン・ゲーミング・アンド・エンターテインメントの2社も開設を計画している。

 ラッシュ社は旭町の賃貸マンション1階のテナントスペースに設置する。内装工事が終わる12月初旬ごろをめどにスタッフ1人を配置し、地元の活動拠点として利用する。オフィス内には市民向けの説明スペースも置く考えという。また、モヒガン社も「苫小牧での年内開設に向けて場所などを検討中」としている。

 IRに関してはギャンブル依存症や治安悪化などを懸念する声も根強い。このため、各IR事業者は地元誘致団体と連携し、市民にIRを正しく理解してもらう活動にも取り組む考えだ。

 道内では苫小牧市、釧路市、後志管内留寿都村の3自治体がIR誘致を表明。専門家らでつくる道の有識者懇談会は、この3カ所のうち、苫小牧市が優位との認識を示すなど、IR関係者の間で苫小牧の注目度が高まっている。IRは全国に3カ所設置されるが、道は有識者懇談会の議論などを踏まえ誘致の是非について判断する見通しだ。

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