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バス運転手獲得へ、道と事業者が初の官民連携 白老で体験運転付き就職相談会

2018/10/29配信

 深刻化するバス運転手不足を解消しようと、道や地元バス事業者の官民連携による初の合同就職相談会が28日、白老町のはぎの自動車学校で行われた。苫小牧市をはじめ胆振日高管内などから男女31人が参加。教習コースでバス運転を体験したり、女性や若手運転手のトークセッションに耳を傾けたりして、バス業界への理解を深めた。

 道と北海道バス協会は、暮らしに欠かせない公共交通を維持するため、各地のバス事業者と連携して運転手の掘り起こしを推進。今回の合同相談会はその一環で、道南バス(室蘭市)とあつまバス(厚真町)が共催し、苫小牧市や白老町、登別市、新ひだか町など各地から、バス業界への就職を考えている人たち(男性26人、女性5人)が集まった。

 相談会は午前と午後の2回に分けて開催。最初にバス事業者が業務内容やバス運転に必要な大型2種免許取得の支援制度などを紹介した後、若手、女性の現役運転手が参加者の質問にも答える形でトークセッション。2種免許の取得や雪道運転の苦労、仕事のやりがいなどを語った。

 この後、参加者は同自動車学校の教習コースでバス運転を体験。ベテラン運転手の指導を受けながらハンドルを握り、コース内を走った。バス事業者の相談ブースで面談し、担当者から仕事の内容を詳しく聞く姿も見られた。

 大型1種免許を持つ苫小牧市拓勇西町の桝田玄太さん(46)は「車の運転が好き。バス運転手になることを前向きに検討したい」と言い、登別市の作業療法士、田村美織さん(23)は「優しく教えてもらい、楽しむことができた。バスの運転手に少し興味が湧いた」と話していた。

 道によると、大型2種免許の保有者は現在、約8割が50歳以上という現状にあり、運転手の人手不足と高齢化が深刻化している。

 道の担当者は「今回、女性や20、30代の若手の参加も多く、これまで関心がなかった人に振り向いてもらう機会にできたと思う。一人でも多く、実際にバス運転手になってもらえたら」と期待を寄せている。

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