9

25(火)

胆振の
明日の天気

晴れ時々曇り

20 / 13

北海道胆振東部地震

徐々に落ち着き戻る スーパーに米や肉、野菜など並ぶ-苫小牧市内

2018/9/11配信

 6日の胆振東部地震発生以降、滞っていた物資の流通が苫小牧市内では、徐々に回復している。スーパーの店頭には米やパン、肉、魚、野菜などが並び始め、地震直後、店頭にできた商品を求める市民の行列は姿を消した。ガソリンスタンドでも燃料を求める車列がなくなり、街は落ち着きを取り戻している。

 スーパーのフードD365見山食彩館(見山町)では11日午前、店内の棚に、米、豚肉、鶏肉、食パン、牛乳、トマト、キュウリなどの食材が並んでいた。納豆や生麺などは品薄だったが、全体的に在庫は回復傾向。レジ前も混雑せず、店内は落ち着いた様子だった。

 6、7の両日は停電を受け、店舗入り口付近に臨時カウンターを設け、対面販売を実施。一時は食料などを求める市民100人以上が行列をつくった。連日対応に追われたが、8日に通常営業を再開。10日から数は少ないものの食品が入荷し、11日には品薄だった米も大量に入った。

 同店で買い物をしていた市内見山町の主婦(61)は「7日は、品物がなく諦めて帰った。きょうは欲しかった食パンを買えてうれしい。徐々に元の生活に戻って来ている」と笑顔を見せた。

 昭和シェル石油市役所前SS(表町)も客足が平常化し11日午前は、並ぶこともなく給油できた。災害時の緊急給油所に指定され、地震が起きた6日は自家発電で給油。市内のガソリンスタンドは休業する店が多くなり、同店に給油客が殺到した。ピーク時には4時間ほど待つ客もいたが、10日には行列が解消。店員は「ここ数日は大変だったが、やっと元に戻った」とほっとした様子だった。

 海の駅ぷらっとみなと市場(港町)では地震以降、鮮魚が品薄だったが10日に苫小牧近海での漁が本格的に復旧したのを受け、仕入れが回復。店頭には、苫小牧産のカレイ、ソイ、アブラコなども並んでいた。

 市場の組合事務所によると、地震後、最初の週末となった8、9の両日は観光客が激減。来場者数は通常時の半分ほどになり、食堂街の団体客のキャンセルも入るなど厳しい状況だったが、関係者は「今週末の15日、16日には地震の観光への影響も落ち着き、入り込みが戻るのでは」と期待している。

週間ランキング

集計期間 09/18〜09/25

お知らせ

受付

苫小牧民報社から