苫小牧の老舗ラーメン店「満龍」が27日で閉店
2013/12/18配信
苫小牧市王子町の老舗ラーメン店「満龍」が27日の営業をもって46年の歴史に幕を下ろす。人気メニューの「味噌カレーラーメン」を中心に、昔ながらのラーメン店として多くの市民に親しまれ続けてきた。経営する竹山(本社苫小牧)の竹山小由紀社長は「来店者が減っている中での苦渋の決断。長い間利用していただき感謝の気持ちでいっぱい」と話している。
店は1968年7月にオープンした。前社長の故竹山健氏が店を切り盛りし、中心部に足を運ぶ学生や家族連れなどでにぎわう老舗ラーメン店に成長した。当時としては珍しい味噌カレーラーメンを食べに店の外まで利用者の列ができるほどで、竹山前社長が「安く家族で食べてもらいたい」と割引券をたくさん配布していたことも人気の一つだった。
ただ、時代の流れとともに中心市街地に足を運ぶ買い物客が減少。「この場所は苫小牧創業の地でもあり、満龍ののれんをなくすのは寂しい。でも来店者は減っており、閉店は苦渋の決断」と竹山社長は話す。
満龍と合わせ、登別市内のいさなも27日で閉店する予定だ。
竹山社長は「地方から苫小牧に帰ってきて、満龍に立ち寄ってくれる人も多い。本当に利用者の皆さんには感謝です」と話している。
竹山が経営するラミタ、羅阿麺館は引き続き営業を続ける。
店は1968年7月にオープンした。前社長の故竹山健氏が店を切り盛りし、中心部に足を運ぶ学生や家族連れなどでにぎわう老舗ラーメン店に成長した。当時としては珍しい味噌カレーラーメンを食べに店の外まで利用者の列ができるほどで、竹山前社長が「安く家族で食べてもらいたい」と割引券をたくさん配布していたことも人気の一つだった。
ただ、時代の流れとともに中心市街地に足を運ぶ買い物客が減少。「この場所は苫小牧創業の地でもあり、満龍ののれんをなくすのは寂しい。でも来店者は減っており、閉店は苦渋の決断」と竹山社長は話す。
満龍と合わせ、登別市内のいさなも27日で閉店する予定だ。
竹山社長は「地方から苫小牧に帰ってきて、満龍に立ち寄ってくれる人も多い。本当に利用者の皆さんには感謝です」と話している。
竹山が経営するラミタ、羅阿麺館は引き続き営業を続ける。