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地元食材使ったスープ3種類 長期保存加工を模索-東胆振地域ブランド創造協

2018/7/9配信

 苫小牧市、白老町、安平町、厚真町、むかわ町の1市4町でつくる東胆振地域ブランド創造協議会(会長=岩倉博文苫小牧市長)は、地元食材を使って開発したスープの加工食品化を目指している。市まちなか交流センター・ココトマ(表町)のレストランで販売中の3種類のスープ。苫小牧工業高等専門学校の協力で、味や風味などを保ちながら長期保存可能な加工方法を模索しており、将来は東胆振の食材の魅力を道内外にアピールする、新たな特産品として売り出したい考えだ。

 ベースとなるスープは、道産のゴボウやニンジン、ダイコンなど具材がたっぷり入った「白老産牛すじスープ」、ジャガイモの風味を生かしたスープに鶏肉を焼いて添えた「厚真産桜姫鶏とむかわ産じゃがいものクリームスープ」、甘みのあるトマトを使用した、ピンク色の「安平産モッツァレラと苫小牧産トマトの冷製スープ」の3種類。2014年度に同協議会が、地元食材の魅力を発信するために開発した。

 15年4月からココトマで販売しているが、「幅広い年代の市民に好評」(ココトマ)。特産品の味を市外にも発信しよう―と、今年度からレトルトなど長期保存が可能な商品として販売できないか検討を重ねている。

 5月下旬には、苫高専創造工学科の岩波俊介教授の協力を得てフリーズドライ化する実験を行った。フリーズドライヤーに3種類のスープを入れ、機内の温度をマイナス40度まで下げて、減圧。徐々に20度まで温度を上げ、4~5日かけて試作品を完成させた。

 しかし、同協議会の担当者が味や食感を確認したところ、味や風味、色合いが大幅に損なわれてしまっており、加工の影響を受けにくい材料の調整などが課題となっている。

 岩波教授は「牛乳を全粉乳に置き換えるなど調整を繰り返して、元の味に近づけたい」と語る。

 商品化の時期は未定。引き続き苫高専でフリーズドライ化の実験を進めつつ、レトルトパウチなど他の製法も検討。食感などを含め、店頭で提供している状態に近づけたい考えだ。

 同協議会の担当者は「まだ手探り状態だが地道に、商品化に最もふさわしい製法を模索していきたい」と話している。

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