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苫小牧、ヒグマ目撃情報相次ぐ 4月以降15件、前年同期比12件増

2018/6/12配信

 苫小牧市内で、ヒグマの目撃情報が相次いでいる。4月以降、今月11日までに市に寄せられた目撃情報は前年同期比12件増の15件に上り、過去5年間で最も多い。これまでに市街地で出没した形跡はなく、人畜への被害も確認されていないが行楽シーズンを迎え、市は「登山や山菜採りなどで山に入る際は、十分に注意してほしい」と呼び掛けている。

 近年、市に寄せられたヒグマ目撃情報(6月1日時点)は2013年度2件、14年度2件、15年度0件、16年度4件、17年度3件、18年度13件と推移しており、今年度は際立って多い。

 市は「ヒグマは主に夜行性だが、人間への警戒心が弱い幼いヒグマが日中に動いているため、目撃されやすくなっているのでは」(環境生活課)とみている。

 5月18日には、植苗のウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンター付近を散策していた男性が、湖岸にいる体長1メートルほどのヒグマを目撃した。

 今月8日午前には、丸山の国道276号を支笏湖方面に車で走行中の女性が道路脇にたたずむ同約2メートルのヒグマを発見。付近は山菜取りやサイクリングなどで訪れる人が多い場所だった。

 いずれも突然襲われたり、交通事故に発展した可能性もあったため、市や苫小牧署などは目撃現場周辺をパトロールするなど警戒を強めている。

 今年に入り、市内で農作物やごみ置き場が荒らされた形跡は見つかっていないが、03年11月には明野新町の住宅地などで、通行人らに相次ぎヒグマが目撃されている。

 市環境生活課の片石秀伸課長補佐は「餌を与えると、匂いなどから人間が餌をくれると学習し、近寄ってくる場合がある」と説く。

 苫小牧署地域課の大平浩喜地域官は、山菜採りや登山などで森林に入る際のヒグマ対策として、▽熊よけの鈴やラジオを携行する▽単独での入山を避ける▽大声を出すなどして刺激しない―ことなどを挙げ、注意喚起している。

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