4

25(木)

胆振の
明日の天気

晴れ 明け方 まで くもり 所により 明け方 まで 霧

19 / 8

主要

母親たちが「バブリーダンス」 幼稚園行事で披露…評判広がり出演依頼続々

2018/5/23配信

 1980年代から90年代初頭のバブル期に流行したファッションに身を包み、華やかに踊る「バブリーダンス」。苫小牧市内の30代から50代の主婦らで結成したグループが、披露するこのダンスステージが話題を呼んでいる。幼稚園の園内行事出演をきっかけに口コミで評判が広がり、市内飲食店のイベントや町内会の祭りにも参加が決定。「みんなの笑顔が見たい」という思いを胸に地元を盛り上げる考えだ。

 ダンスを披露しているのは、橋本由衣さん(32)、松田理沙さん(33)、外山アサ子さん(39)、麻生愛理さん(36)、柿崎樹里さん(40)、村本飛鳥さん(39)、島田吏恵さん(42)、中出明美さん(50)の8人。全員が市内糸井のひかりの国幼稚園に通う園児の保護者らだ。

 昨年12月下旬に開かれた同園のクリスマス会で「自分たちも盛り上げよう」と橋本さんら5人でグループを結成。当時、話題になっていた大阪府立登美丘高校ダンス部の高校生によるバブリーダンスを演目に選び、グループ名も「永遠のバブリー」に決めた。本番まで1カ月を切る中、協力しながら衣装を用意。80年代にヒットした荻野目洋子さんが歌う「ダンシング・ヒーロー」に合わせた振り付けも考案した。

 本番では、バブル期に流行した太い眉や青のアイシャドーなど派手なメークに、"ボディコン”と呼ばれるワンピースに身を包んでステージに登場。切れ味のある踊りや手作りの携帯電話といった小道具も用意するなど、楽しいステージに子供たちや他の保護者、教職員からも絶賛された。

 当初は1回限りの予定だったが、予想以上の反響に活動を継続。新たなメンバーも加わり、8人体制となり、今年3月に開かれた同園のクラス会では、ロックバンド氣志團(きしだん)に扮(ふん)してステージを盛り上げた。

 年代を問わずに楽しめるステージが口コミで浸透し、活動は園外にも拡大。市内の子ども食堂や飲食店催事に登場。今後も野外イベントや町内会の祭りなどに出演予定という。

 メンバーは「みんなの笑顔が見たいという単純な思いで始めたことが、こんなに続くとは思わなかった」と大きな反響に戸惑いつつも、「これからも要望があれば呼んでほしい」と笑顔で語る。

紙面ビューアー
ニュースカレンダー

週間ランキング

集計期間 04/18 〜 04/25

受付

苫小牧民報社から

クリップ保存しました
マイページへ
クリップ削除しました
マイページへ
会員登録するとクリップ登録機能が使えます。
詳しくはこちら