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盗難をストップ。自転車には二重施錠 道警初のオールロック作戦-苫小牧署

2018/5/15配信

 駐輪場の無施錠自転車などに警察官が鍵を掛け、持ち主が戻ってきたら解錠する道警初の「オールロック作戦」が14日、苫小牧市木場町のJR苫小牧駅北口で始まった。苫小牧署が独自に企画した取り組みで、相次ぐ自転車盗難にストップをかけたい考え。18日まで試験的に行う。

 無施錠や、備え付けの鍵だけしか掛けていない自転車に警察官が持ち込んだワイヤ錠を取り付け、二重施錠(ツーロック)による盗難防止を促す取り組み。ワイヤ錠には、注意喚起の札も取り付ける。

 警察官は午後3時から同7時まで駐輪場付近に待機。自転車の持ち主が戻ってきたら鍵を外し、ワイヤ錠は無償提供する。

 同7時以降に持ち主が戻った場合には、札に記載された同署の電話番号に連絡することで、警察官が駐輪場に10分程度で駆け付け、解錠する。24時間対応する方針で、現地には告知看板も設置した。

 同日午前、同署や苫小牧防犯協会などから約20人が現地に集まり、通行人にツーロックなどを呼び掛けるチラシを配布。約150台の自転車に鍵を掛けた。駐輪場に止まっていた自転車全体の約4割が対象となった。

 同日夕、学校や会社から駐輪場に戻り、同作戦を知った市民の反応はさまざまだった。市内の大学生の女性(20)は「以前、自転車を盗まれたことがあり、鍵をもらえて助かる」と歓迎。別の女子大生(19)も「見覚えのない鍵に驚いたが、今後この鍵を活用してツーロックにしようと思う」と語った

 一方、仕事帰りの会社員男性(19)は「いきなり鍵が掛かっていると、急いでいる人の中には困る人も出てくるかもしれない」と話していた。

 同署生活安全課の武田朋広係長は「初の試みなので理解が広がるまで時間を要すると思うが通勤、通学、買い物時などの足となる自転車が盗難被害に遭い、市民が悲しい思いをしないよう企画した」と理解を求める。

 同署によると、自転車の盗難件数は今年に入って31件(4月末時点)。例年5月から10月にかけて多発するが、2016年以降は被害自転車の過半数が施錠していた。

 同課の小山克広課長は「ツーロックを浸透させ、盗難の防止につなげたい」と意気込んでいる。

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