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安平、及川氏が初当選 新ひだかは森下氏現職破る-2町で町長選

2018/4/16配信

 任期満了に伴う安平町と新ひだか町の両町長選は15日に投票、即日開票した。その結果、安平町長選は、新人で元町教育委員会教育次長の及川秀一郎氏(53)=無所属=が2791票を獲得し、同じく新人で前副町長の森下茂氏(63)=同=を404票差で破り初当選を果たした。新ひだか町長選挙は、新人で元道職員の大野克之氏(59)=無所属=が8976票を獲得、現職の酒井芳秀氏(73)=同=を4081票の大差で破り初当選を飾った。

 安平町長選で及川氏は、最先端機器導入による教育環境の充実、地域活性化策として空き家を活用した新規就農者の受け入れなどを公約に掲げた。53歳という若さをアピールして長期的な視点でまちづくりに取り組むと訴え、幅広い支持を集めた。森下氏は保育料の無償化と給食費の助成など子育て世帯の負担軽減を公約に掲げ、45年の行政経験の実績を訴えたが、競り負けた。

 同町選管によると、当日の有権者数は6859人。投票者数は5258人で、投票率は76・66%。旧早来と旧追分の両町が合併し、安平町となった2006年の前回を6・31ポイント下回った。

 現職と新人の一騎打ちとなった新ひだか町長選で、大野氏は町の事務事業の見直し、医療と介護・福祉の連携強化などの公約を掲げ、広く支持が浸透。現職酒井氏に対する批判票も集めた。元道議会議長で日高町村会町も務める酒井氏は、3期12年の実績を訴えて4選を目指したが、支持に広がりを欠いた。

 町選管によると、当日有権者数1万9111人、投票者数は1万3995人。投票率は73・25%で、2人が出馬し一騎打ちの選挙となった前回(10年)を6・27ポイント下回った。

 一方、安平、新ひだか両町の町議選も同日、投票と即日開票。定数12に16人が立候補した安平町議選は現職7人、新人5人が当選。定数16に18人が出馬した新ひだか町議選は現職15人、新人1人が当選を果たした。

「素晴らしいふるさとに」及川氏

 安平町長選で初当選を果たした及川秀一郎氏。同町追分本町の選挙事務所に15日午後10時すぎ、当選確実の一報が入ると、集まった約80人の支持者らの歓声と拍手が響いた。その約10分後、及川氏が両手を振りながら笑顔で事務所に登場。深々と一礼し、支持者の全員と喜びの握手を交わした。

 及川氏は「顔が知られていない中、若さを武器に全力疾走してきた」と選挙戦を振り返り、「滝町長の後継として近隣のまちと連携しながら、素晴らしいふるさとに発展させていきたい」と決意を述べた。

 駆け付けた近隣自治体の首長らの祝福を受けながら、だるまに目を入れ、万歳三唱で当選の喜びを全員で分かち合った。

「いい町にしていきたい」大野氏

 新ひだか町長選で現職を破った大野克之氏。当選が決まった15日午後10時半ごろ、町内の選挙事務所には支持者の大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 選挙事務所には日高管内の各町長らも駆け付けて祝福。だるまに目を入れ、支持者と共に喜びを分かち合った大野氏は、これまでの支援に感謝し「票を投じて頂いた町民の皆さんのためにも、一生懸命にやりながら、いい町にしていきたい」と約束した。

 道職員として農政畑を歩んだ大野氏は、1月下旬に静内高時代の同級生から要請を受け、3月に出馬表明した。出遅れたものの、まちづくりへの熱い思いと誠実な人柄が有権者の心を捉えた。当選の歓喜に包まれた選挙事務所で支持者らは、町に新しい風を吹き込むニューリーダーの活躍を期待していた。

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